沖縄いなり＆チキン「オイナリアン」、東京進出。油揚げ薄く、酢飯たっぷり。

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2022年11月04日（金）08:04 ニューオープン

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沖縄いなり＆チキン「オイナリアン」、東京進出。油揚げ薄く、酢飯たっぷり。

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取材・執筆：加藤一 2022年11月4日

キーワード：おいなり　から揚げ　チキン

　沖縄いなり＆チキンを展開する「オイナリアン(Oinalian)」が東京に初出店。テイクアウト専門店として平和島に10月26日オープンさせた。

　「オイナリアン」は沖縄県うるま市でオープンし、現在は県内で4店舗を展開する「沖縄いなり＆チキン」の専門店。沖縄のいなりは、油揚げが極めて薄く、酢飯がたっぷり詰められているのが特徴。沖縄いなりが誕生したのは約55年前。当時、おいなりといえば関東の出汁の効いた分厚い油揚げが主流だったが、沖縄の気候では、腐敗が早く進んでしまうため、食品が長持ちするように独自の進化を遂げたといわれる。あっさりした「おいなり」と、にんにくたっぷりの「チキン」は、家族で集まる沖縄の行事では、欠かせない存在となってるという。

　「いなりめし」は、北海道産ななつぼしの特A米を使用。自社工場で加工するオリジナルの油揚げは良質な大豆たんぱくを多く含む国産大豆のフクユタカ、生産量がごくわずかの農薬不使用の国産焙煎白ゴマをアクセントに、人の手でひとつひとつ作り上げる。「チキン」は鶏もも肉に真空調理法により下味を深く浸透させることで、肉を柔らかくする。風味の決め手はガーリック。上質なこめ油のみを使って、食材や油内の水分子をコントロールする特殊な「揚げ」調理法で仕上げる。いなりめし2個、チキン1個、ドリンク1杯のセットで650円（税込）。

　展開するのは、オイナリアン（本社：沖縄県宜野湾市、代表：吉里時浩）。平和島店はフランチャイズ店舗。