新型コロナウイルス関連の倒産が8月3日で全国で400件に達したと帝国データバンクが報じた。業種別では「飲食店」が54件で最多で、「ホテル・旅館」（48件）、「食品卸」(27件）、「アパレル・雑貨小売店」（25件）、「建設」（21件）、「食品製造」（19件）など。

　負債額5億円未満が79.2％を占め、中小零細企業の倒産が大半。5月25日の緊急事態宣言解除後に客足が回復しつつあったが、7月下旬の感染者数の急増と、東京都による8月3日～31日まで酒類を提供する飲食店とカラオケ店に対する時短要請というダブルパンチで力尽きる飲食店が増えるだろう。9月には倒産が急増する可能性が高い。

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