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2020年5月29日(金)10:36

【肉業態に朗報】アメリカンビーフがテイクアウト容器を無償提供。救済支援に乗り出す【PR】

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取材・執筆 : 小山裕史 2020年5月28日執筆

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 新型コロナウイルスの影響で、続々とテイクアウトを始める飲食店が増えているなか、米国食肉輸出連合会(USMEF)が、飲食店への救済支援に乗り出した。アメリカンビーフを使用しているテイクアウトメニュー用の容器を無償で提供するなんとも、大々的な試みである。

 今回、いち早く、テイクアウト容器の協賛を受けた株式会社アメリカンハウス(横浜市中区・代表取締役・加藤完丈氏)取締役・奥津企久夫氏に協賛の経緯やアメリカンビーフの魅力について聞いた。アメリカンハウスは、地元横浜で創業。今年42年目を迎える老舗企業であり、アメリカンダイナー、カジュアルレストランなど、アメリカンテイスト溢れる店舗を27店舗展開している。

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取締役・奥津企久夫氏

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アメリカンハウスダイナー港山下店 


---今回、米国食肉輸出連合会(USMEF)のテイクアウト施策はご存知でしたか?

奥津 東急東横線車内の中吊りでも、頻繁にアメリカンビーフのキャンペーン広告を目にしていました。凄く、美味しそうなステーキの画像が印象的で、弊社の代表からも自店のステーキやハンバーガーも、中吊り画像のように美味しく撮れないものか?と、よく言われていました(笑)。肉の美味しさを写真で表現するのは難しいと常々、思っています。スーパーの精肉コーナーでは「American Beef For You」ロゴもよく目にしますよね。また、ホテルレストランショーなどの展示会にも行きますので、毎々、アメリカンビーフのブース(米国食肉輸出連合会)に立ち寄り、試食や情報収集をしておりますので、米国食肉輸出連合会は知っていました。飲食店向けへの協賛プログラムも充実しているので、事務局に問合せをしたところ、「テイクアウト容器支援」の施策があり、即、申込みをしました。

 この時期、飲食店にとっては素晴らしい施策です。コロナ禍でテイクアウトを始める店舗が増え、容器が品薄になっており、今後、各店舗でテイクアウトを売り続けるだけの容器を確保することができませんでしたので、すごく有難いお話でした。原価率の話になってしましますが、容器代を節約すると、貧相な容器になってしまい、商品の価値も落としてしまいます。ハンバーガーやステーキは、アメリカンな世界観が伝わるような容器のほうが良いですが、お洒落な容器になるほど、容器の価格も上がるので、本当に感謝しております。容器にアメリカンなデザインのステッカーが貼ってあるので、より商品価値を高めてくれているのもうれしいです。アメリカンビーフを使っていることで、このような支援を受けられるのには、正直、驚きました。

---テイクアウトを実施されている店舗は何店舗ですか?

奥津 これから、営業を開始する店舗も含めると12店舗です。コロナ以前からも、一部の店舗ではテイクアウトを行っていました。アメリカン料理はボリュームがあり、どうしても残されてしまうお客様もいるので、持ち帰り用のドギーバッグのサービスはしていましたが、店舗の収益源として本格的にスタートしたのは4月10日になります。

---12店舗でテイクアウトの売上が高い店舗について教えてください

奥津 店舗の大小、立地にもよりますが、断トツに「AMERICAN HOUSE クイーンズスクエア店」ですね。テイクアウトメニューも多種ありますので、平日は約800個、週末も約600個は売れています。1個当たりの単価は600円前後ですので、1日に約36万円の売上になります。実は、「AMERICAN HOUSE クイーンズスクエア店」でテイクアウトを始めた理由は、就業者支援なのです。コロナでクイーンズスクエア内のテナントが全館休業になり、オフィス棟のビジネスマンが唯一、施設内で営業しているコンビニ、パン屋の2店舗に殺到して、ランチ時には100人の行列ができていました。毎日、パニック状態になっている光景を見ており、就業者支援として、テイクアウトのみ営業できないか?できるだけ安く販売すると訴えたところ、施設側から承諾を頂き、テイクアウトを始めました。

 就業者支援が前提のため、価格をできるかぎり抑えて、最安値のメニューは600円で販売しています。原価も50%前後かかり、また、コーラもサービスで付けているため、儲けはほとんどありませんね(笑)。当初は、200個売れればと想定していましたが、最高で1日900個売れました。人気は、アメリカンビーフ100%使用の「チーズバーガー&ポテト(600円)」です。店内で注文すると1200円のメニューですので、かなりのお得商品です。

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手前が人気の「チーズバーガー&ポテト(600円)」

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各店舗のテイクアウトメニュー 


---テイクアウトを始めるにあたり、懸念事項はありましたか?

奥津 やはり、一番気をつけたことは衛生面ですね。例えば、レストランであればステーキがミディアムなど、絶妙な火加減で提供することでステーキのジューシーさが伝わりますが、お弁当の場合、中途半端な火加減(温度帯)で長時間置くと衛生上問題があるので、火をしっかりと通すようにしました。ステーキに関しては、焼きたてを直ぐにカットするのではなく、少し冷まして肉汁を閉じ込めてからカットするように心がけています。各店舗のステーキは、アメリカ産のリブアイロールを使用しています。脂がのっていて、ジューシーな部位であるので、比較的、柔らかい部位だと思います。

---テイクアウトを始めて、良かったことは?

奥津 各店舗の宣伝に繋がったことですね。今まで、店舗を利用されていなかったお客様がテイクアウトを購入されたことで客層が拡がりました。「AMERICAN HOUSE クイーンズスクエア店」については、就業者支援として取り組んだこともあり、始めた当初、2〜3週間に渡り、感謝のメールを頂きました。「飲食店が全店休業、陸の孤島となった、みなとみらいのオフィス棟で手作りのハンバーガーやお弁当がコンビニより安く食べられることに、大変感謝しております。営業再開したら、店内で食べさせて頂きます。」などのメールを何通も頂きました。

---アメリカンビーフの魅力についてお聞かせください

奥津 一番の魅力はやはり味ですね。アメリカンビーフはプライム、チョイス、セレクトなどグレードがありますよね。当社では、プライムとチョイスを使用しております。アメリカンビーフは脂身に甘みがあり、口どけが全然違います。また、赤身部分の味も際立ちます。店舗のステーキはリブアイロールを使用しております。脂がのっていて、ジューシーな部位であるので、比較的、柔らかい部位だと思います。また、一部の店舗ではトマホークステーキを提供しており、1キロ1万円前後の価格帯ですが、トマホークステーキを目的に来店させるお客様が多数おられます。鉄板で焼いたり、チャーブロイラーや、高級ステーキハウスが使用しているブロイラーオーブンを使用するなど、焼き上がりのスタイルによって肉の楽しみ方は違ってきますので、各店舗のテーマ、コンセプトによって焼き方、焼き上がりを変えています。

 アメリカンビーフのパフォーマンスメニューはやはりステーキですから、ステーキの焼き方にはかなり拘っています。メニューにも、アメリカンビーフのロゴ、グレードを記載しています。アメリカのレストランに行くと、お肉に関しては相当な拘りがある民族なので、メニューには「USDA公認チョイスグレードのステーキ」など、メニューキャプションが必ず記載されているので、各店舗のステーキには必ず、メニュー名だけではなく、拘りのメッセージも記載しております。

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アメリカンビーフの魅力を語る奥津氏 

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「アメリカンビーフステーキ200g(1680円)」アメリカンハウスダイナー港山下店


---ハンバーガーにも拘りが見られます。

奥津 ハンバーガーは、当社の看板メニューですから、ステーキ同様に拘っています。一番人気は「ジューシールーシー(スタッフドチーズバーガー)1200円」です。このバーガーは、パティにチーズを練りこんで焼いたバーガーです。焼き上がると、パティのチーズが溶けて、表面の肉汁とチーズが融合します。熱々で食べると、パティからチーズが飛び出しますほどのバーガーです。ジューシールーシーはアメリカ・ミネソタ州の名物チーズバーガーであり、アメリカンハウスでは、チーズバーガーシリーズメニューとして、「テキサスBBQチーズバーガー」、「ニューメキシコグリーンチリチーズバーガー」など、アメリカ各地の名物チーズバーガーを再現したメニューを提供しています。

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各店舗ともハンバーガーのアイテムは多い 


 コロナ禍で、街には様々なテイクアウトメニューが混在しているなか、肉ブームの定着により、「ステーキ弁当」、「ハンバーガー」、「ビフカツ弁当」など、肉メニューを販売している店舗をよく見かける。けれども、テイクアウトの場合、店舗の懸念は容器代の負担、確保である。いち早く、飲食店の救済に乗り出した、米国食肉輸出連合会(USMEF)。今回の協賛プログラムには、"肉ブームの灯は消さない!"思いも込められているに違いない。アメリカンビーフ取扱店には、まさに朗報なニュースであるので、今後も多くの飲食店がアメリカンビーフを家庭に届けてほしいと願う(小山)。

【テイクアウト容器協賛プログラム】
7月31日まで受付中
お申込みはこちらから


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【PR】米国食肉輸出連合会(USMEF) 

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