フードリンクレポート
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取材・執筆 : 阪本義治 2018年8月23日
前回「世界トップクラスのコーヒーを飲みに行こう」と題して、世界に名だたるクオリティを持つ、いくつかのコーヒー店を紹介してきました。今日はその1つ、福岡と東京に店舗を持つ「REC COFFEE」を、より深く掘り下げてご紹介していきたいと思います。
「REC COFFEE」は、福岡は博多の地で、同じ大学を卒業した間もない岩瀬由和氏と、北添修氏の2名により、2008年に小さなワゴン販売のコーヒー店としてスタートしました。
固定費が少なくて見た目にも優れた開業しやすいワゴンでしたが、その分多くの苦労もありました。彼らが苦労したのは、まず場所の確保です。営業する場所探しに奔走し、お願いしては断られ、やっと見つけた場所も突然ダメになってしまうこともしばしば。なかなか安定して営業できるスペースが確保できませんでした。彼らが得意するエスプレッソマシンを使ったドリンクも、このトラック営業では小型のマシンしか使用できません。そうなると出せる杯数にも限界があります。徐々に認知度やお客様の信頼を勝ち得たものの、このようなトラックならではの問題にも悩まされ、「独立店舗を」という想いが強まっていきます。
JTやマルイ、そして家電ブランドのバルミューダなどの有名企業も熱い視線を送り、いま福岡で最も注目を集めるREC COFFEE。そのはじまりは、250万円で1.5坪ほどの移動カフェだった。高校生から年配の方まで、幅広い層に指示を受けたが、独立店舗をいくつか出店したことを受け、現在はイベントなどがある場合に使用されている。
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