フードリンクレポート
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取材・執筆 : 長浜淳之介 2018年8月7日執筆
セブン-イレブンによる生ビール100円のテスト販売は、中止となった。しかし、外食関係者には「セブン-イレブンでなくともコンビニは必ず再チャレンジするだろう」との見解を述べる人が多い。その時期も「一年以内」とまで断言する人もいるほどだ。ホリエモンこと、堀江貴文氏がコンビニの居酒屋化を2014年7月に提唱して以来、どこが本当にやるのかが注目されていた。未遂に終わったとはいえ、最大手セブン-イレブンは本当にやろうとした。着々と居酒屋化を進めるコンビニの現状をレポート。(4回シリーズ)
セブン-イレブン新所沢駅東口店は駅の目の前という好立地。「ちょい生」用のビールサーバーは撤去されていた。
「ちょい生」と称し、1杯100円で生ビールを売る予定であった、埼玉県所沢市のセブン-イレブン新所沢駅東口店を7月末に訪れてみた。店舗は、西武新宿線新所沢駅の駅舎を出て、すぐ前にあり誰でもわかる。新所沢にはパルコもあるが、そちらは西口で、東口は西口に比べればはるかに静かで栄えていない。
店の前には「炭火仕立て やきとり」のノボリが、アイスコーヒーのノボリと共にはためいていた。本当はアイスコーヒーではなく、生ビールのノボリが立っていたのかと思うと、背筋に戦慄が走る。駅から0分の好立地、どれだけの顧客が集まっただろうか。
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