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フードリンクレポート

フードリンクレポート

2018年6月07日(木)16:50

ココス、ファミリー顧客から多数の要望で禁煙化に踏み切る。

2020年東京五輪に向け受動喫煙防止対策の進展

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取材・執筆 : 長浜淳之介 2018年6月7日

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 2020年の東京五輪開催に向けて、今国会で受動喫煙防止法案、今東京都議会で受動喫煙防止条例がそれぞれ審議される予定となっている。特に、東京都の条例は、従業員を雇用している飲食店は全て禁煙とする、国の法案、今までの神奈川県、兵庫県などで実施されている条例よりも厳格で、大半の飲食店が影響を受ける非常に厳しい内容だ。国や都の対策に先駆けて、ココスジャパン、串カツ田中のように全面禁煙に踏み切るチェーンも増えている。国や自治体の受動喫煙防止対策の現状と、飲食店への影響、飲食店の取り組みをまとめてみた。(5回シリーズ)

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ココスチェーンでは2019年9月末までに全席禁煙とする。(出典:白石ガスHP)

 東京都、国ばかりでなく、外食のほうからも受動喫煙防止対策が続々と打ち出されている。今年になってからも、ココスジャパン、和食さと、串カツ田中、ステーキどん、フォルクスなど、禁煙化に踏み切るチェーンが続出している。

 特にファミレス業界では、ロイヤルホストが2013年11月に業界に先駆けて全席禁煙化。すかいらーくグループ全店も禁煙または分煙を完了。サイゼリヤ、デニーズなどがもう既に禁煙化に踏み切っており、主要なチェーンはほぼ禁煙、または分煙を進行または完了している。

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