フードリンクレポート
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取材・執筆 : 酒井慎平 2018年3月7日
高級焼き鳥業態が徐々に注目を集めている。今回は焼き鳥の価値を考える。
巷では、焼き鳥チェーン店が勢いを増している。「鳥貴族」が610店舗(2018年3月7日時点)、ワタミの新業態「三代目鳥メロ」も好調で、従来の「わたみん家」から業態転換し業績を上げている。両店は、共に客単価が2,500円~3,000円ほどで、手軽な価格帯の居酒屋として幅広い客層から支持を集めている。
焼き鳥は、昔から庶民の味方である。焼き鳥店を運営する上で、原価が比較的に安く扱いやすい焼鳥だが、一方で、高級焼き鳥業態が増加している事はご存知だろうか。
東京・目黒「鳥かど」。日本一予約が取れない店として知られている。
昨年1月9日、東京・目黒にオープンした「鳥かど」は、まさにその筆頭である。同じく目黒の「鳥しき」の分店で、ディナーの平均客単価10,000円弱という強気の価格設定である。
日本一予約が取れない店として知られる同店は、毎月の予約受付開始日になると、全26席を巡って壮絶な電話合戦が行われている。150回以上掛けたが全く繋がらなかったという知合いを知っているが、なぜ、10,000円の焼き鳥に人は殺到しているのだろうか。
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