フードリンクレポート
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取材・執筆 : 長浜淳之介 2018年2月13日執筆
一昨年くらいから東京都内で起こったレモンサワーブームが、さらに浸透し、首都圏、関西、名古屋、福岡などでも、レモンサワーを提供する店が増えている。今回のレモンサワーブームで特徴的なのは、進化系と呼ばれる、今までではなかったレモンサワーを出す店がどんどん出てきていることだ。たとえば、氷の代わりにレモンを冷凍して提供したり、搾ったレモン汁をスムージー状にしてみたり、焼酎を凍らせて強炭酸で割ってみたりと、単にレモンサワーに何かを加えてカクテルにするのではない斬新なレモンサワーが登場している。使うレモンも、国産やノンワックスにこだわる店が多い。進化したレモンサワーを提供する店を取材した。(5回シリーズ)
「立ち呑み処 ふくふく」のタワー型レモンサワー。インスタ映えするとSNSで人気。
新しくオープンする立ち飲み屋が、他店との差別化を打ち出すために、進化系レモンサワーを提案するケースが増えている。
横浜の桜木町駅から野毛方面に抜ける地下道「野毛ちかみち」に直結している、「桜木町ぴおシティ」の地下飲食店街に、昨年4月にオープンした行列が絶えない「立ち呑み処 ふくふく」。同店は、グラスから氷結したレモンの塔がそびえ立つ、タワー型レモンサワー発祥の地だ。
このタワー型レモンサワーは5種類以上ある「ふくふく」のレモンサワーで、最も人気がある「氷結丸ごとレモンサワー」(400円)という商品。同店の顧客の9割以上が注文していると目される、名物メニューである。
「立ち呑み処 ふくふく」外観。
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