フードリンクレポート
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取材・執筆 : 長浜淳之介 2018年2月13日
一昨年くらいから東京都内で起こったレモンサワーブームが、さらに浸透し首都圏、関西、名古屋、福岡などでも、レモンサワーを提供する店が増えている。今回のレモンサワーブームで特徴的なのは、進化系と呼ばれる今までではなかったレモンサワーを出す店がどんどん出てきていることだ。たとえば、氷の代わりにレモンを冷凍して提供したり、搾ったレモン汁をスムージー状にしてみたり、焼酎を凍らせて強炭酸で割ってみたりと、単にレモンサワーに何かを加えてカクテルにするのではない、斬新なレモンサワーが登場している。使うレモンも、国産やノンワックスにこだわる店が多い。進化したレモンサワーを提供する店を取材した。(5回シリーズ)
レモンのスムージーを浮かべた「タカレモンサワー」で、唐揚げを楽しむ。
「らんまん食堂」は2010年7月にオープンした、恵比寿にある唐揚げとレモンサワーの専門店。
当時は、大分県北部の中津市・宇佐市を中心とした唐揚げが全国を席捲しており、首都圏、関西圏、名古屋圏など全国主要都市圏でも唐揚げの店が続々と立ち上がっていた。
「らんまん食堂」を経営するハレノヒ(本社・東京都目黒区上目黒、高野昌宏社長)では、唐揚げをメインとする居酒屋をつくるにあたって、唐揚げによくレモンが添えてあることから、レモンサワーとの組み合わせを思い付いた。
その発想が今、レモンサワー好きの人たちを引き寄せて、「らんまん食堂」を繁盛店たらしめている。
「らんまん食堂」外観。
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