フードリンクレポート
2010年代に入ってから、アメリカではニューヨークを中心にサラダバーと呼ばれる、丼鉢のようなラージサイズのサラダボウルで食べる、ファーストフード型サラダ専門店が急増し、ハンバーガーに代わるアメリカ人の主食になる勢いだ。ニューヨークのサラダ専門店では十数種類以上のサラダ素材が店頭にディスプレイされ、顧客のリクエストに応えて店員が素材をピックアップし、これも顧客が選べるドレッシングでさっとあえて完成。お店が素材とドレッシングの組み合わせを指定した、プリフィックスメニューもある。この種のサラダは、チョップドサラダ、トスサラダと呼ばれるが、日本でも東京を中心に次々と人気店が生まれている。ニューヨークスタイルのサラダ専門店の魅力と将来性を紹介したい。(5回シリーズ)
「SALADSTOP!(サラダストップ!)」表参道店。シンガポールから上陸し、日本1号店。
「SALADSTOP!(サラダストップ!)」は、フジオフードシステムが展開するチョップドサラダ専門店。シンガポールで2009年に誕生した同名ブランドのFC店で、日本ではフジオが事業を行う。
2016年11月1日に日本1号店が表参道にオープン。元はフジオが展開するハワイアンカフェ「ホノルルコーヒー」からの業態転換であった。席数は52席。
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