フードリンクレポート
2010年代に入ってから、アメリカではニューヨークを中心にサラダバーと呼ばれる、丼鉢のようなラージサイズのサラダボウルで食べる、ファーストフード型サラダ専門店が急増し、ハンバーガーに代わるアメリカ人の主食になる勢いだ。ニューヨークのサラダ専門店では十数種類以上のサラダ素材が店頭にディスプレイされ、顧客のリクエストに応えて店員が素材をピックアップし、これも顧客が選べるドレッシングでさっとあえて完成。お店が素材とドレッシングの組み合わせを指定した、プリフィックスメニューもある。この種のサラダは、チョップドサラダ、トスサラダと呼ばれるが、日本でも東京を中心に次々と人気店が生まれている。ニューヨークスタイルのサラダ専門店の魅力と将来性を紹介したい。(5回シリーズ)
「クリスプ・サラダワークス」で人気のプリフィックスのシグネチャーサラダ「カル・メックス」と自家製レモネード。
「クリスプ・サラダワークス」は、2014年12月、麻布十番に1号店を出店。現在までに東京の港区と渋谷区に5店を展開と、順調に出店を重ねているチョップドサラダ専門店。
経営するクリスプ代表の宮野浩史氏は、高校生の時の留学を期に、アメリカのカリフォルニアやシカゴに8年間住んでいた頃から、アメリカの都市部で既にメジャーな業態となっているチョップドサラダ専門店に親しんでいた。
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