フードリンクレポート
2017年11月15日(水)16:22
【PR】米国食肉輸出連合会 主催!究極の肉ブーム、次のトレンドは「URBAN BBQ」!
【「URBAN BBQ」ホテル・レストラン向けメニューご提案セミナーin関西】9/4開催!
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取材・執筆 : 白濱祐太 2017年9月20日
キーワード : USビーフ
米国食肉輸出連合会(USMEF以下略)主催の【フードリンクセミナー】「URBAN BBQ」ホテル・レストラン向けメニューご提案セミナーin関西」が、9月4日(月)、関西・尼崎にある都ホテル ニューアルカイックにて開催された。
米国食肉輸出連合会(USMEF)とは、1976年に米国政府、米国食肉業界により設立された非営利団体で、アメリカン・ビーフとポークの海外市場(米国以外)での販売促進・広報・教育活動による需要拡大と、消費者、業界での認知の向上を目的としている。
USMEFが提案する「URBAN BBQ」
今回、関西エリアで初の「URBAN BBQ」セミナーを開催した。USMEFが提案する「URBAN BBQ」とは、アメリカでのBBQスタイルを日本のBBQシーンに合わせて、都心で手軽に楽しめる新しいBBQスタイルの事である。
日本でのBBQと言えば、薄切り肉や海鮮を焼いてタレを漬けて食べるのが一般的で、飲食を楽しむというよりもBBQシーン(雰囲気)そのものを楽しむ事がメインとなっている。一方、本場アメリカの伝統的なBBQスタイルといえば、塊肉(USミート・ポーク)を専用の機材と薪を使って調理する事が一般的で、しっかりと料理も味わうという点で、日本のBBQスタイルとは異なっている。そこで、本場アメリカのBBQスタイルを日本にもしっかり定着させたいという思いから生まれたのが、「URBAN BBQ」だ。日本のBBQシーンに合わせて、特別な調理器具や機材を使わず、手軽に且つオシャレに塊肉をしっかりと味わえるようにした都市型BBQである。
都内でも、多くの施設で取り入れており、今回は実際に「URBAN BBQ」を取り入れた大阪・尼崎にある都ホテルニューアルカイックでの、ホテル・レストラン向けメニューご提案セミナー関西初の開催である。主な、参加者は、ホテル料飲部従事者を始め、レストラン、肉バル、ビストロ等の経営者、料理長など80名以上の参加者が集まり、関西でも「USミート」、「URBAN BBQ」関心度の高さが伺えた。
会場は都ホテルニューアルカイック2F「あやめの間」
当日のプログラムは、「アメリカン・ビーフのマーケット動向と今後の見通し」「URBAN BBQ 紹介」「アメリカン・ビーフ・アメリカンポーク 4部位の提案とカッティング実演」「URBAN BBQメニュー紹介」「秋冬向けのご提案メニュー4品のご紹介」のセミナーを行い、セミナー終了後の試食会では、実際の「URBAN BBQメニュー」をご提供している、同ホテルビアガーデン会場「スーパービアガーデン」に移動し、セミナーにてご紹介した「ご提案メニュー4品」の試食と併せ「協賛プログラムのご紹介」の2部構成で行われた。
予定の80名を上回る参加者が集まり後方には臨時の席が設けられていた。
セミナーでは、主催のUSMEF、フィリップ・セング会長(米国食肉輸出連合会 会長)の開会のご挨拶、カレン・ケリー総領事(駐大阪・神戸米国総領事)の2名より、ご挨拶を頂き、【「URBAN BBQ」ホテル・レストラン向けメニューご提案セミナーin関西】がスタートした。
司会進行 小山 裕史 (株式会社フードリンクグループ)
フィリップ・セング会長(米国食肉輸出連合会 会長)
カレン・ケリー総領事(駐大阪・神戸米国総領事)
当日はアメリカから約30名の生産者も参加された
■「URBAN BBQ 紹介」「アメリカン・ビーフのマーケット動向と今後の見通し」
ご挨拶終了後、主催のUSMEF山庄司 岳道氏(ジャパン・ディレクター)より、「URBAN BBQ 紹介」「アメリカン・ビーフのマーケット動向と今後の見通し」についての講演が行われた。まず、冒頭にも説明をした「URBAN BBQ」誕生の経緯のご紹介があり、その後、USビーフ・ポークのマーケット動向が説明された。昨年から続く肉ブームの中、次なる肉のトレンドとしてフードリンクニュースも注目している「URBAN BBQ」の定義、導入メリットなど山庄司氏からの説明に、メモを熱心に取る参加者が多く見うけられた。
USMEF山庄司 岳道氏(ジャパン・ディレクター)
■「アメリカン・ビーフ・アメリカンポーク 4部位の提案とカッティング実演」
続いて、山庄司 岳道氏(ジャパン・ディレクター)が再び登壇、カッティングの実演が行われた。実際にUSミートの各部位のカッティング実演セミナーは関西では珍しく、参加者の関心度は非常に高いと思われる。カッティングに使われた部位は、多くのレストランで高級ステーキ肉として使われる「サーロイン」、赤身が強くカッティングの部位によって、ローストビーフやタタキ肉として使われる「トップランド」、焼肉の部位でいうハラミとして使われる「アウトサイドスカート」、背中(ロース肉)を使った骨付き肉の「バックリブ」が使われた。部位によって、詳細なカッティングの説明と解説がされており、実際の映像も交えた約40分以上のカッティングの実演が行われた。
解説を交えながらカッティングする山庄司氏
カッティング実演終了後、都ホテルニューアルカイックの西河 雄二氏(料飲部長)より、カッティングで紹介した4つの部位を実際にメニュー化したオリジナルメニューがご紹介された。実際のメニューは、「サーロインBBQ」「塩漬けローストビーフ」「アメリカの食卓 牛ハラミステーキ ジャックダニエルソース」「バックッリブのカリッとBBQスタイル」をカッティングしたそれぞれ肉の部位映像ともに、実際の料理がご紹介され、来場者にもわかりやすい解説であった。
「サーロインBBQ」
「塩漬けローストビーフ」
「アメリカの食卓 牛ハラミステーキ ジャックダニエルソース」
「バックッリブのカリッとBBQスタイル」
メニュー紹介後、今回のセミナー協賛社であるブラウンフォーマー社からの商品紹介と「URBANBBQ」メニューで使われている「アメリカの食卓 牛ハラミステーキ ジャックダニエルソース」のソースの詳細な説明があり、ジャックダニエルの新たな使い方も提案が行われた。
ブラウンフォーマー社のジャックダニエル商品
セミナー終了後、会場を都ホテルニューアルカイックのビアガーデン会場に移動し、今回のご紹介したメニューの試食が行われた。実際の試食では、参加者達が実際のホテルや料飲店でのどのように提供できるかの可能性を探りながら試食している方が多く、参加者の一部には実際の調理方法を伺っている方もおり、セミナー全体を通して大盛況であった。
青空の下、ビアガーデン会場での試食会の様子
試食された「UABAN BBQメニュー」4品
参加企業の中には、「URBAN BBQメニュー」の採用を決めた企業も4社ほどあった。
試食終了後に、USMEFの笠谷氏より、協賛プログラムの説明が行われた。フードサービスのメニュー、POP、CMの一部制作費の協賛、アメリカン・ミート・フェア等の無償の装飾物が、USMEFホームページから申し込み可能である事、USMEFウェブサイト、メールマガジンでフェアの告知が可能である事を紹介された。
USMEF 笠谷氏
昨今の肉ブームにより消費者のニーズが年々高くなっており、多種多様な肉業態が生まれてきている。その中で、USMEFが行った関西で初の「URBAN BBQ」ホテル・レストラン向けメニューご提案セミナーは、参加者の多くが熱心にセミナーに耳を傾け、試食時でも試案しながら食事をしている姿を見て、肉ブームが今後も続いて行く事が伺えた。
アメリカン・ビーフ協賛品ディスプレイ一部
2017年9月4日(月)
主催:米国食肉輸出連合会(USMEF)
企画運営:株式会社フードリンクグループ(フードリンクニュース)
会場:都ホテル ニューアルカイック あやめの間
時間:14:00~17:00
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