フードリンクレポート
記事への評価
取材・執筆 : 長浜淳之介 2017年11月5日執筆
欧米ではスーパーマーケットのイートインに、でき立てをその場で提供するレストランやカフェの機能が付加された、「グローサラント」と呼ばれる業態が台頭している。グローサラントは、グロッサリー(食品売場)とレストランが結合した新語で、女性の社会進出により人気が高まっている店内でつくる惣菜を、注文してすぐに座って食べられるようにしたものだ。多少のオペレーション変更は必要だが、同じ厨房で物販用とレストラン用の調理をすることができ、効率的な売上アップが可能に思われる。日本でもにわかに新設され始め、注目を集めるグローサラントについて探究してみた。(5回シリーズ)
「食品館イトーヨーカドー新宿富久店」で展開されている「TOMIHISA CAFE(富久カフェ)」。イートインを超えるアツアツのピザ提供や、店内で買った惣菜を盛り付けられる紙皿のサービスなどが受けられる。
食品スーパーとレストランが融合したグローサラントに、実験的に軽食とコーヒーなどのソフトドリンクを提供するカフェから参入しようという動きもある。
読者の感想
興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0
- 総合評価
-
- 0.0