フードリンクレポート
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取材・執筆 : 長浜淳之介 2017年10月30日執筆
欧米ではスーパーマーケットのイートインに、でき立てをその場で提供するレストランやカフェの機能が付加された、「グローサラント」と呼ばれる業態が台頭している。グローサラントは、グロッサリー(食品売場)とレストランが結合した新語で、女性の社会進出により人気が高まっている店内でつくる惣菜を、注文してすぐに座って食べられるようにしたものだ。多少のオペレーション変更は必要だが、同じ厨房で物販用とレストラン用の調理をすることができ、効率的な売上アップが可能に思われる。日本でもにわかに新設され始め、注目を集めるグローサラントについて探究してみた。(5回シリーズ)
イオンスタイル新浦安MONA店内、でき立て生パスタを提供する「ペルグラーノ」。
スーパー最大手のイオンでは、単なるスーパーのイートインを超えた、飲食店と融合するグローサラントへの取り組みを加速させている。
イオンの店舗を本州と四国で展開するイオンリテールでは、店舗で食事をする利用スタイルへの空間・サービス・商品の提案を、「ここ de デリ」と総称して店舗展開を進めている。
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