フードリンクレポート
記事への評価
取材・執筆 : 長浜淳之介 2017年7月30日執筆
「横丁」と名付けられた商業施設が続々とオープンしている。この背景には、赤羽、立石のような昭和の雰囲気を残した懐かしい飲み屋街を飲み歩く、はしご酒の普及があるように思われる。また、立ち飲みの普及から、見知らぬ者同士が相席になることの抵抗感が薄れ、結果としてさまざまな出会いがある空気感ができていることが、横丁人気を支えているようだ。市場風、バル街風、ビル型、屋台村型など、バリエーション広がる横丁の今を取材した。(5回シリーズ)
1棟のビルを縦にはしごすることを提案する「野毛たてのみ横丁」
6月28日、横浜・野毛に6店舗が集積する「野毛たてのみ横丁」がオープンした。「野毛たてのみ横丁」は横丁と名付けながら1棟の飲食ビルで、飲食ビル各階をはしご酒してもらおうという趣旨だ。"たてのみ"とは飲食ビルを縦に飲み歩く意味合いを込めている。
「最初は横丁と言いながら縦なので、縦丁にしようとしていました。駐車場だった場所から新築したビルです。今たてのみ横丁に入っている各店のオーナーたちと元々仲が良くて、一緒に集まっている時に、新しく野毛にビルができるけど、皆で入ろうかと盛り上がって決まりました」。そう語るのは、経営するオムニバス代表取締役・新澤聖樹氏。
読者の感想
興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0
- 総合評価
-
- 0.0