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取材・執筆 : 長浜淳之介 2017年7月26日執筆
「横丁」と名付けられた商業施設が続々とオープンしている。この背景には、赤羽、立石のような昭和の雰囲気を残した懐かしい飲み屋街を飲み歩く、はしご酒の普及があるように思われる。また、立ち飲みの普及から、見知らぬ者同士が相席になることの抵抗感が薄れ、結果としてさまざまな出会いがある空気感ができていることが、横丁人気を支えているようだ。市場風、バル街風、ビル型、屋台村型など、バリエーション広がる横丁の今を取材した。(5回シリーズ)
浜倉的商店製作所の新店「上野産直飲食街」。7月26日、上野駅浅草口の飲食ビル「ファンデス上野」1階にオープン。
7月26日、浜倉的商店製作所は同日JR上野駅浅草口にオープンした飲食ビル「ファンデス上野」1階に、「上野産直飲食街」をオープンした。
飲食店プロデューサーとして、数多くの横丁を手掛けてきた浜倉好宣氏が率いる浜倉的商店製作所にとって、25件目のプロデュースした横丁型飲食施設となる。
今回の「上野産直飲食街」では、全国漁港直送の鮮度を味わう「魚○本店」、日本のワインで全国漁港直送の貝を楽しむ「バル! 貝○」、函館の小澤牧場から直送した大沼牛「牛○本店」、岩手の久慈ファーム折爪三元豚・佐助豚「東北むつ味」の4店を集積。全て浜倉直営店で構成している。
浜倉的商店製作所代表、浜倉好宣氏。
席数は全部で180席、24時間営業で定食も提供し、多目的な用途に対応する施設となっている。魚、牛、豚の専門店があるとなると、もう1つは鳥となりそうだが、周囲に焼鳥、鶏料理の店が多いので、貝専門の洋風業態バルとした。
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