フードリンクレポート
6月某日、日本フードサービス協会(以降「JEF」を略す)と、外食産業記者会(以降「記者会」と略す)との懇談会が開催された。JEFの会長である菊池唯夫氏(ロイヤルホールディングス代表取締役会長)をはじめ副会長9名が顔を揃え、我が媒体を含めた外食業界誌16社で構成される外食産業記者会のメンバーと、JEFの活動報告とともに質疑応答が行われた。
外食産業が抱える課題を挙げていけばキリがない。そんななかで兼ねてより、外食業界の産業構造の行方について議論が行われてきた。少子高齢化と人口減少に伴って、胃袋の数が日々減っていくだけでなく、人手が足りず飲食店の生産性が低下する恐れがあるからだ。JEFの菊地会長もまた、これまで産業の生産性・付加価値について問い続けてきた。
最近では人手不足で店舗スタッフが集まらず、どうにか人を雇うために人件費をどんどんと上げて運営を圧迫している。居酒屋ではアルバイトが集まらないと、若者のイメージが良く働きたくなるような業態を始める企業も増えている。そうでもしなければ、人手が足りず閉店してしまう店舗もあるほどである。
菊地氏は、その問題についてこう普及した。
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