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取材・執筆 : 長浜淳之介 2017年2月8日執筆
厚生労働省が2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、受動喫煙を防止する目的で、公共の施設を全面的に禁煙にする法案を準備している。飲食店も公共の施設に該当し、原則として禁煙、もっぱら喫煙する場所としての喫煙室の設置は認める内容となっている。これは飲食店の分煙を認め、喫煙席では飲食を提供できる、神奈川県と兵庫県の受動喫煙防止条例よりも厳しい内容だ。近々国会で審議される予定だが、居酒屋、喫茶など喫煙者が多い業態では顧客離れが懸念される。喫煙者と非喫煙者が共存できる飲食店はつくれないものだろうか。(4回シリーズ)
「鳥貴族」吉祥寺西口店は全席禁煙となっても、女性やファミリーの顧客が増えて繁盛している。
飲食店を禁煙にすれば、顧客は減るのだろうか。特に減ると考えられている業態に居酒屋があるが、既に禁煙化した居酒屋も存在している。
「鳥貴族」吉祥寺西口店は、2016年6月1日から全席禁煙の店となった。店の一角に喫煙ブースが設けられており、喫煙したい人はそこで吸うことになる。飲食しながらたばこが吸える喫煙席は設けていない。
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