フードリンクレポート
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取材・執筆 : 長浜淳之介 2016年6月26日執筆
ロボット技術が外食の世界を変えようとしている。人型ロボットが接客したり、警備員の代わりになったり、腕型ロボットが調理したり、料理を並べたり運んだり、近未来の日本のレストランは、人間とロボットが協業する、アニメや特撮の世界が現実のものとなっている可能性が高いのだ。ひとたび震災があれば自国に帰ってしまう外国人に頼らなくても、日本の飲食業の人手不足は、ロボットの普及によって解消の道を歩むだろう。2020年の東京五輪開催時には、世界を驚かすロボットレストランが登場しているのではないだろうか。外食の近未来を垣間見る先端的なロボット技術とその活用を紹介したい。(5回シリーズ)
年間13万人を集客する新宿歌舞伎町「ロボットレストラン」。8割の顧客が外国人で欧米系が圧倒的に多い。
今や新宿歌舞伎町の新名所となり、連日賑わいを見せる「ロボットレストラン」。かつて見たこともないようなギンギンギラギラの空間で、ダンサー、ロボット、コスプレが一体となってパワフルなショーを繰り広げる。和太鼓や日本の夏祭りを連想させる演出もあり、懐かしい昭和の特撮をほうふつさせるような場面もある。近未来的な派手な電飾の中に、日本的な要素が印象深く盛り込まれている。
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