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取材・執筆 : 長浜淳之介 2016年6月22日執筆
ロボット技術が外食の世界を変えようとしている。人型ロボットが接客したり、警備員の代わりになったり、腕型ロボットが調理したり、料理を並べたり運んだり、近未来の日本のレストランは、人間とロボットが協業する、アニメや特撮の世界が現実のものとなっている可能性が高いのだ。ひとたび震災があれば自国に帰ってしまう外国人に頼らなくても、日本の飲食業の人手不足は、ロボットの普及によって解消の道を歩むだろう。2020年の東京五輪開催時には、世界を驚かすロボットレストランが登場しているのではないだろうか。外食の近未来を垣間見る先端的なロボット技術とその活用を紹介したい。(5回シリーズ)
「変なレストラン」にてお好み焼きを焼くロボットの料理長。
7月16日、ハウステンボスに日本初のロボット複合施設「ロボットの王国」がオープン。店長やシェフがロボットのレストランや、体験型ミュージアム及びショップなど、最先端のロボットと身近に触れ合うことができるニュースポットとなる。
「ロボット王国」の中でも目玉になっているのは、200年後のレストランをテーマにした「変なレストラン」。店の特長として「ロボットシェフにかかれば味は正確で、もちろん衛生的」としており、「人間の仕事を削減して、世界一生産性の高いテーマパークにしたい」とハウステンボスでは意気込んでいる。
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