ランダムトーク
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取材・執筆 : 安田正明 2016年2月28日執筆
かながわイレブンが大震災から5年、「3.11を忘れない」というイベントを3月5日(土)、6日(日)の2日間、横浜公園にて開催します。かながわイレブンは大震災を機にフードリンクニュースの呼びかけで集まった神奈川の外食経営者達の復興支援ボランティア団体です。何度も名取に炊き出しに行った同志です。今回は東北と神奈川のグルメ対決もあります。私は受付担当です。皆さん、是非お越しください。ランダムトークです。
出て来い、日本ワインのスターブランド。
千葉の業務用酒販店、いまでやの日本ワイン試飲会に参加しました。北海道の北海道ワインから宮崎県の都城ワイナリーまで14道府県28ワイナリーが出展。ちなみに、日本中には約200ワイナリーがあります。1名2500円の有料試飲会です。当初予定の300名を大幅に超える430名の飲食店の方々が来場し、ワイングラスが触れ合うほどごった返していました。
いまでやの日本ワイン試飲会
出展ワインの販売価格は最も安いもので山形県のタケダワイナリー「蔵王スターワイン」1200円、最も高いもので新潟県のフェルミエ「アルバリーニョ パシフィカード」10,000円。あくまでも中心は1,000円台。飲食店でボトル3,000~4,000円で販売できる商品です。
日本ワインは値段が高く、味もバラつきがあり、お客様からは手を出しにくいというイメージがありましたが、試してみようと思える価格になってきました。均一価格輸入ワインに飽きたお客様に提案すれば喜んでもらえるでしょう。日本人の間で日本の価値を再認識しようというムードも追い風です。一般の酒屋で日本ワインの扱いが少ないことも飲食店に足を向けてもらえる動機となるでしょう。
日本酒の酒蔵は全国で約1,500蔵。1980年代には2,500蔵を超えていましたが、30年で1,000蔵が廃業したことになります。しかし、獺祭、醸し人九平次、飛露喜など純米吟醸酒や純米酒の新しいスターブランドが次々に生まれ、高級日本酒市場は活気づいています。しかし、日本酒市場全体を見ると75%を安い普通酒が占めています。普通酒は苦しい状態が続いているので、市場全体は伸びていません。
日本ワインでも発売と同時に品切れするようなスターブランドはあります。しかし、数量は少なく、マニアの間に限られています。フードリンクニュースでも一般人にも知れ渡るような日本ワインのスターブランドを発掘、紹介していきたいです。
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