フードリンクレポート
11月8日(日)、フードリンクニュースが主催する外食従事者によるランニングイベント「GAISHOKU EKIDEN 2015 ~つながる外食~」(以降:「外食駅伝2015」と略す)が開催された。同イベントは、皇居外苑の周りを4人で各1周し全4周のタイムを競い合うもので、たすきを繋ぐ駅伝で人と人とのつなげる外食の役割を再認識し健康をアピールする。今回で4回目の開催となったが、例年の雨天のなか、汗を流す選手たちに一丸となって大声援が送られた。
「外食駅伝2015」集合写真。
第4回の開催を迎えた「外食駅伝2015」は、140チームがエントリーし過去最高の参加者数となった。今までの大会は全て大雨にさらされており、1つのジンクスとなっていたが、今回も開始時間に近づくにつれて徐々に雨足が増し、雨天のなかの決行となった。
入賞に輝いたのは以下の通り。
■外食部門順位
1位 炭火焼ホルモン ぐうAチーム (株式会社アセットインベスター)
2位 プロダクトオブタイム 男子チーム (プロダクトオブタイムグループ)
3位 東京BeeBuzzバスケットボールチームA (東京レストランツファクトリー株式会社)
4位 CafecompanyAチーム (カフェ・カンパニー株式式社)
5位 チームパーラーA (株式会社資生堂パーラー)
■メーカー・サポータ部門
1位 MHD モエチーム MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社
特別部門(女性チーム)
1位 エー・ピーカンパニー 女子チーム 株式会社エー・ピーカンパニー
■個人タイム
1位 牛腸 和宏 0:16:05
2位 藤森 裕 0:16:14
3位 李 昂樹 0:16:44
個人タイムでは、なんと16分台が3名入賞するなど輝かしい功績を遺した。外食部門の第1位は、「炭火焼ホルモン ぐうAチーム」(株式会社アセットインベスター)で、20キロ近い距離を1時間16分5秒いう驚異的なタイムで走り抜けた。その他、同大会では常連組となる、「プロダクトオブタイム 男子チーム 」(プロダクトオブタイムグループ)、「東京BeeBuzzバスケットボールチームA」(東京レストランツファクトリー株式会社)、「CafecompanyAチーム」(カフェ・カンパニー株式式社)、「チームパーラーA 」(株式会社資生堂パーラー)がタイムを上げて入賞した。
1周5キロ近い距離を全力で走り抜けるのは、普段は飲食店で働きながら身体を動かしているとはいえ、トレーニングを積んで臨んでも決してラクではない。想像するに、入賞を目指すチームだけでなく、出場する選手たちは同大会に向けてトレーニングを積んできたに違いない。
今回の「外食駅伝」は、外食企業か飲食店に関わるサポーター企業のみが参加することができる。客観的に見れば他選手は競合他社だが、それぞれの選手たちを尊重し、共にイベントの雰囲気を作り上げながら全体を盛り上げている姿に感動した。人を喜ばすことにやりがいや幸せを感じる者が大勢働く外食業界だからこそ、その従事者たちが参加するこのイベントが素晴らしく一体感のあるものなったのかもしれない。
後日、大会の様子を撮影した画像とタイムを公開。
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