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神奈川県を中心にフレンチ、イタリアン、居酒屋やしゃぶしゃぶ食べ放題など11店舗展開しているファンクリックス株式会社(所在地:東京都目黒区、代表取締役:木月 浩平氏)は2015年8月11日に新業態である「GYOZA ROCCOMAN 日吉店」をオープンさせた。
東急東横線日吉駅西口から徒歩2分、ファンクリックスの新店「GYOZA ROCCOMAN」がオープンした。読んで店名の如く、六個の餃子皿を看板メニューに据えた新業態である。
都内では餃子酒場が徐々に増え始めているが、この店舗は従来のものとはまず雰囲気が異なる。餃子を扱う店は中華を連想させる店構えが多いが、こちらは見た目だけでは"餃子"や"酒場"といったワードは思い浮かばない。どちらかといえば、お洒落なパリにあるカフェやバルといった印象である。
1階12席、2階18席、全30席に分かれた2フロア。画像は1階フロア、ハイチェアでスタイリッシュに餃子を提供する。
看板メニュー「肉餃子一人前」(380円)。パリッと焼き上げた餃子の皮と中に包まれたジューシーな肉汁が絶品。
餃子にも店によって個性があるが、こちらは野菜と肉の両方が感じられ、しっかりとニンニクの風味も楽しめる。過剰に女性から嫌われないようにするのではなく、餃子の長所をしっかりと味わえる一品である。
メニュー表にはおすすめのタレ配分を表記してあって様々な食べ方が楽しめて面白い。
調味料には、定番の醤油、酢、ラー油の他、フラインググースという米・西海岸で人気のシラチャーチリソースを完備。ホットな辛みの中にガーリックの香りと甘酸っぱさがただようタイの代表的なチリソースは、餃子や水餃子などに付けてもグッド。
「パクチーサラダ」(400円)。流行のパクチーは、美肌効果や二日酔い予防にも効果があるとか。
「自家製レバーパテ」(280円)。イタリアンバルも展開しているファンクリックスの得意料理。揚げた餃子の皮でいただく。
「ミートボール(teriyaki)」(580円)。自家製の特大ミートボールを照り焼きソースで、一口食べると驚きの中身にやみつきになりそう。
「GYOZA ROCCOMAN」は、"スタイリッシュな空間"と"餃子とお酒"という一見相反する2点を結び付けてた画期的な業態といえる。パリで繁盛する「GYOZA BAR」のように、スタイリッシュに餃子とビールを思う存分楽しめる店が神奈川・日吉にあってもいいではないか。むしろ今となっては、コテコテの餃子屋といったイメージは、日常食であるはずの餃子に入りずらい壁を作ってしまっている。そのように思えるほど、気軽に利用しやすい雰囲気を感じさせる一軒であった。
9月からはテイクアウト販売も開始し徐々に軌道に乗っていく。また、同業態のFCパッケージ化も計画し、「GYOZA ROCCOMAN」という名を街で見かけ耳にする日もそう遠くなさそうだ。
■GYOZA ROCCOMAN 日吉店
神奈川県横浜市港北区日吉本町1丁目2−11
TEL:045‐534‐9029
営業時間:11:00~24:00 <年中無休>
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