ランダムトーク
銀座「スタア・バー」オーナーバーテンダーの岸久さんの黄綬褒章パーティーが舞浜のホテルミラコスタで8月9日に催されました。300名もの参加で、岸さんの人脈の広さに驚かされます。彼は1996年、日本で開催された世界カクテル・コンペティションで世界一に輝きました。現在は日本バーテンダー協会の会長であり、来年2016年11月に再度日本にやってくる世界カクテル・コンペティションを主催します。和食だけでなく、繊細な日本カクテルも世界に注目されそうです。ランダムトークです。
辞めさせない。
アルバイトの時給がドンドン上がっています。門前仲町の居酒屋では時給1300円で人材を集めていました。ここは繁盛店なので、多少の人件費アップは気にしてないようです。秋葉原の丼店でも新たな求人は時給1300円でオファーするそうです。既存のスタッフには秘密にするそうですが、残念ながら直ぐにバレますよね。
この人手不足は2020年の東京オリンピック・パラリンピックまで続きそうです。新たに年配者や外国人をターゲットに定める企業も沢山あります。しかし、体力やビザの問題で思いようにはならない現実があります。他方、能力や体力があって働きたくても、夫の扶養から離れたくなく時間を制限してしまう主婦がいます。配偶者控除制度を早く改定していただきたいものです。
店舗スタッフがいなければを運営できない。
人材難を乗り切るためには、まずは今働いている方々を辞めさせないことです。新人より、多少能力が劣っていても長く働いている方の方が活躍してくれます。弊社でも、産休で1年間休んでいた女性が復帰して働いてくれていますが、すごく助かっています。彼女は能力が劣っていた訳ではありません、くれぐれも。
社会保険、労働時間、休日などでスタッフを大切にすることが大切になってきました。社内の雰囲気が良くなり、友人を誘ってくれたり、面接に来た求職者にも好印象を与えられます。
いくら良い立地や業態でも人がいないとオープン出来ません。人手不足がブラックと言われる企業を淘汰する契機になっています。社長だけのオレオレパワーで動いている企業は今の時代に合いません。
安田正明(フードリンクニュース主宰)
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