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取材・執筆 : 西尾明彦 2015年3月24日
オープン前から注目を集めていた、大阪街場の人気店が集まる飲食ストリート「お初天神裏参道」が、3月20日にオープンした。今回オープンしたのは第1期の12店舗。
オープン当日の様子。ストリートパフォーマンスも行われ、お客様、各店のスタッフもお祭り状態。
お初天神商店街から、裏参道への入口。
「French tapas & Wine le comptoir(ル・コントワ)」
お初天神裏参道の入り口を飾るフレンチバール。小ポーションで本格フレンチ小皿が楽しめる。グラスワインがハーフサイズ400円~。L字型の大理石のカウンターに、オープンキッチン。個室もある。
ストアマネージャーの小田桐健太郎氏。
お客様と一緒に乾杯!
「かき鐵(かきてつ)」
480円~の牡蠣料理と、肉豆腐が2枚看板。牡蠣はシーズンごとに全国から取り寄せる。経営コンサルティングなどを営む、冬柴パートナーズ株式会社の飲食事業部門。
取締役・料理長の原 光則氏は、元・西天満「よしたろう」。
「大衆酒場 ながはま」
SASAYAグループの最新店は、たこ焼きと白湯ラーメンが自慢の大衆酒場。裏参道最遅の深夜5時まで営業、界隈の営業終わりの同業者が集う場になりそうだ。
店長の長浜大輝氏。
「にくや萬野 お初天神裏参道店」
極雌(ごくめん)萬野和牛MannoPremium Queen's Beef 専門店で、株式会社萬野が、大阪・梅田に初出店。一切れ焼肉48種類と骨付き焼肉が目玉。
海外展開も視野に入れた、スタイリッシュなファサード。テラス席まで満席が続いた。
店内でも行われた「10コルダ」のライブ。
「活海老バル orb 裏参道」
オマール海老つかみ取り、orbグループの7店舗目は地中海料理仕様。2階には貸切対応のプライベート個室もあり、合わせて52席。
お客様とスタッフが共に盛り上がる、23時過ぎのorb店内。中央は店長の平田光央氏。
「焼とんyaたゆたゆ お初天神店」
大阪に焼きとん文化を根付かせた「焼とんyaたゆたゆ」。名物の豚モツの串焼きに、モツ煮込みもプッシュ。日本酒と前割焼酎は冷蔵庫からセルフで、お代は自己申告制。
大盛況に、店主の川端友二氏も笑顔。
「炭火串焼 そら」
朝挽き但馬鶏の串焼きとお造り、名物つくね鍋が名物の焼き鳥店。離れの個室あり。le comptoir(ル・コントワ)」と共に、株式会社The DININGが運営する。
ビニシー付きのテラス席を用意。
店長の宮本伸司氏。
「ソネザキ ハイライト」
裏参道唯一のバー業態。赤いドアと階段は妙に色気があるが、いたって健全なパブリックバー。燻製をアテに洋酒を。若い女性スタッフの元気な接客。
コの字型のスタンディングエリアと、ラウンジのようなソファスペースもある。
「串カツ&ジャーサラダAGEHA」
くわ焼専門店「九志焼亭」、「串カツ専門店 揚八」を運営する、大和串Planningによるカジュアルな串カツバル。

洋風のカラッと揚げる串カツを、ニューヨークで人気のジャーサラダとフレッシュフルーツカクテルを合わせて、女性客にもアピール。
店長の白濱 岳 氏。
「炭焼笑店 陽 お初天神 裏参道」
堀江、裏なんば、天満に続く4店舗目。今回は炭火焼きがメイン。日本酒、焼酎の充実に加え、ウイスキーは白州、響が500円。
「トラットリアe バール MARIA」
大阪・南船場のイタリアン「ローザロッチェ」が、本店のリストランテからトラットリアにドレスダウンして、梅田に登場。本店で活躍してきた岡本 大氏がシェフに赴任、フルラインナップの料理を提供する。
「喜多郎寿し お初天神」
大阪の繁華街、キタとミナミで人気を博す、格安均一価格の寿司店「喜多郎寿し」。お初天神店は、1皿2カン250円。
ストリートだけでハシゴ酒が完結する、12店全てが別業態。しかも、夜が早い店の多い界隈で、12店全店が夜型。早い店でも深夜2時まで(日祝は23時までの店も)、朝5時まで営業する店も2店舗ある。
20日は、お祝いとばかり、各店のスタッフやお客様が、オープンを祝して杯を交わす姿が深夜まであちこちで見られた。ともに横丁を盛り上げようという連帯感が即座に協奏されるあたりは、人気店が揃っただけはある。
大阪・キタエリアの飲食勢力図を変える、注目の飲食ゾーンの誕生だ。
■お初天神裏参道
大阪府大阪市北区曽根崎2丁目10-10
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