ランダムトーク
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取材・執筆 : 安田正明 2015年2月15日執筆
かながわイレブンの下澤社長が横浜駅の外れにクリーニング店を改装して1階は鮮魚居酒屋、2階は加工場という新コンセプトの「まるう商店 イエローサブマリン」をオープンさせました。かながわイレブンのメンバーも集まりました。横浜の外食企業の経営者は本当に気持ちいい。ランダムトークです。
大戸屋の健康コンセプトを幅広く。
大戸屋の健康志向の定食は素晴らしくて美味しいです。ビジネスホテル内に入る新橋店のランチタイムは入店時も退店時も2~3組が並んでいました。店内は白木の明るい内装。テーブル席、窓際のカウンター席共に老若男女の会社員客で賑わっていました。
入って直ぐのレジで迎えてくれたのは、年輩女性。店内も年輩の男女がサーバーとして働いています。仕切りたがり屋のレジ女性と、機転を利かせて中から席への誘導をしてくれた男性サーバーとのギクシャク感はありましたが、皆さんキビキビと動いています。
清潔で美しいメニュー表から、ウリの鰹本枯節の削りたてが付いた定食を注文しました。ご飯は五穀米も選べ、大盛りも無料です。提供までは10分以上かかりましたが、厚みのある器に熱々で料理が提供されました。料理を大切に扱う配慮を感じました。
提供時間もかかり、席もゆったりしていることから、食後もゆっくり寛ぐお客様も多かったです。もちろん、和風デザートも待ち構えています。
大戸屋ホールディングスのIRを見ると、既存店売上高は昨年9月に4.5%増となりましたが、翌10月から客数減でマイナスが続いています。しかし、1月は客数3.6%減、客単価3.5%増で、売上高0.2%の微減に止まりました。昨年夏から客単価が上がり、それに伴って客層の入れ替えが順調に進んでいるように思います。
タニタはきちりと提携してタニタ食堂を展開しましたが、丸の内、NTT東日本関東病院のわずか2店舗。大戸屋のように一気に多店舗展開することを予想していましたが、違いました。健康をコンセプトとした料理は頻繁に食べることが重要のように思います。そのためには様々な場所に提供店舗あることが必要ですよね。
大戸屋が庶民の健康を維持する定食屋として機能すること、そしてそのコンセプトを広く普及させることを期待したいです。また、シルバー世代の雇用を促進という点でも素晴らしいですね。
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