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ランダムトーク

フードリンクレポート

2014年12月14日(日)19:37 ランダムトーク

中国は「おもてなし」で差別化の時代へ。

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取材・執筆 : 安田正明 2014年12月14日執筆

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 選挙の今日、年輩の方々を街で数多く見かけました。選挙中は外食の売上が下がると言われます。まだ忘年会シーズンは続きます。外食の皆さん、明日から稼ぎましょう。ランダムトークです。

 中国は「おもてなし」で差別化の時代へ。

 中国の外食コンサルティング会社、東方漢源主催の日本視察ツアーで「おもてなしセミナー」をさせていただきました。同社は9月にも100名の外食経営者を連れてきましたが、今回の12月はまた別の方々で100名のツアーを仕立てて東京にやってきました。東方漢源は上海が本部で北京、成都、深センに支社を持ち、指導する外食企業は中国全土で3万5千社もあるそうです。さすが中国、規模が違います。

 今、中国は景気の雲行きが怪しく、接客に関心を持つ外食企業が増えているそうです。接客が差別化に繋がり、常連客の大切さが叫ばれています。東方漢源の主催した日本の接客などを紹介する「感動サービス」セミナーでは、2日間で8万円にもかかわらず発表から数日で200名が集まったそうです。それも本部と支社4か所の各々で。日本外食視察ツアーが人気な訳です。

 「おもてなしセミナー」の会場は外国人が好きそうなきらびやかな目黒雅叙園。ロールプレイングにも挑戦してもらいました。中国人同士でサーバー役、お客様役を演じてもらいました。お題は「名物を食べにわざわざ友人を連れて来たのに、売り切れていた」。名物の説明を散々した後、品切れしたことを話し、次回は事前に電話して来て欲しいと話したサーバー役。お客様を一生懸命笑わせて、別のメニューを勧めたサーバー役。会場は大笑いです。

 突然のフリにもかかわらず工夫が一杯で驚きました。何よりも、演じる方を求めた際、ハイハイと自ら手を挙げた方がいました。当ててもためらわず前に出てくる方もいました。勉強熱心です。中国に行った方は中国人の接客は悪いと言います。しかし、外食経営者の接客への情熱は高くなっています。今後、中国も変わっていきそうです。

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