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フードリンクレポート

2014年10月06日(月)15:37 トレンド

「港屋」は唯一無二の肉そば、鶏そばを開発。芸術的空間で立ち食いするシュールな店。

革新進む、うどん・そばの新潮流を探る(5-5)

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取材・執筆 : 長浜淳之介 2014年10月3日執筆

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 ラーメンに比べて、既に確立された分野であるだけに、自由度が少なく新しい傾向の店ができにくいと考えられてきたうどん及びそば(日本そば)の分野で、近年因習をぶち破るような挑戦的な店が増えてきている。トマトやクリームを使って洋風のメニューを試みたり、居酒屋との融合を目指しお酒の品揃えを充実させたり、カフェスタイルでデザートやBGMにもこだわってみたり、つけ麺から発想をいただいていたり、スタイリッシュな内外装で一見して何の店かわからなかったりと、店主の着想が伸びやかで自由なのだ。それでいて、うどん及びそばの基礎的な技術も確かなものを持ち合わせている。そのような、うどん・そばのニュースタンダードに迫る店を紹介したい。(5回シリーズ)


港屋 130-001.jpg

「冷たい肉そば」(870円)。牛丼のような丼鉢に2人前以上あろうかというそばの量。つゆにはラー油がたっぷり入った独特のスタイル。「そば界のラーメン二郎」との異名もある。


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