ランダムトーク
今日は街に人が少なかったようです。先週が3連休で給料日前だからでしょうか。まだまだ景気は予断を許せないですね。ランダムトークです。
デザイナーズ・レストランが再燃。
渋谷パルコ近くの「シブヤサロン」というバーが今年8月にオープンしました。ビルの2階ですが、階段を上がるとコンクリートの壁。脇にカラフルなマネキンが座っています。ドアが分かりません。実は秘密のボタンがあり、それを押すとコンクリートの扉が開きます。バブル時代にはメンバーにだけ渡される鍵や暗証番号でのみ開けることが出来るバーが何軒もありました。
内装は凝りまくり、椅子はオリジナルかアンティーク。バーカウンター、ソファー席の他に床に座る半個室があります。クッションが置かれ、寝転がってカクテルが飲めます。カップルにハマる空間です。同様な空間の店もバブル時代にはありました。景気が良くなると同じ事が繰り返されるようです。
渋谷の若者をターゲットにしているので価格は安く設定。床の半個室でもチャージはなし。生ビール500円。入ってきたカップルは1杯ずつで1時間以上いました。これで儲かるのかと思いましたが、カフェとして考えれば問題ないそうです。
同店を作ったのは、広島を中心に東京、九州で「スズカフェ」など約20店舗を展開するコンプリートサークル代表の内田優二氏。飲食の他にアパレル、エステも展開しています。2001年、広島で伝説となったカフェ「伍点食(ゴテンジキ)」をオープンさせ有名人となりました。金を掛けてしっかりした店舗を作り10年間かけて回収するという、先を見据えた腰の据わったビジネスが得意です。
内田さんと「シブヤサロン」で久々に会いました。最近、バンコクでサービスアパートメントを買収し、カンボジアで海が見える15室ほどのブティックホテルの営業権を買収したそうです。ブティックホテルの1階を自分のレストランに変える計画です。
円安で仕入れが上がり外食業界への影響が心配されます。最も影響を受けるのが低価格業態。デザインなどで付加価値を付けた業態への影響は限定的です。内装デザインに重きを置く店舗、デザイナーズ・レストランが気になり始めました。
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