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2014年9月09日(火)19:16
すかいらーく、過労死ラインの時間外労働月80時間以上超を働いて若者が突然死
有名企業が次々と「ブラック企業」認定される外食産業の悪評は払拭できるのか?(5-2)
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取材・執筆 : 長浜淳之介 2014年9月8日執筆
ワタミフードサービスでは「365日24時間死ぬまで働け」と会社から言われて、即答できるような"素直な人"を人材とみなして来なかっただろうか。夢があれば多少の厳しい職場環境も乗り越えられるという根性論も大切だが、利益を確保するために極限まで店舗の人員を絞り込んで過重労働させた結果、「和民」、「日本海庄屋」のように、入社間もない社員の過労による前途を悲観した自殺、突然死を招いてしまうチェーンも出ている。若者を使い捨てにする「ブラック企業」は社会問題となり、厚生労働省も重点監督に乗り出している。また、安全性が疑われる中国からの輸入品の使用に象徴的に見られる、"食材のブラック企業"として「マクドナルド」のように消費者の信を失うケースもある。世間からブラック企業の巣窟と疑われている外食産業であるが、デフレマインドに侵されたブラック企業化を、どうすれば克服できるかを探る。(5回シリーズ)。
東京都武蔵野市のすかいらーく本社。2004年と07年に過労死事件が傘下の店舗で起こっている。再上場が注目されるだけにもう悲劇は繰り返したくない。
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