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取材・執筆 : 安田正明 2014年7月6日執筆
銀座で80年続く焼鳥店に久しぶりに行きました。相変わらず、中高年の方々で賑わっていました。老舗は強しです。八海山の泉ビールを新たに扱っていました。クラフトビールの流れもしっかり掴んでおり、息長い繁盛には時代の流行も柔軟に取り入れることが必要なんですね。
同店でさらに驚かされたのは会計時。クレジットカードで支払おうとすると、おもむろにiPhoneを持ってきてジャックにアダプターをさしてクレジットカードを目の前でアダプターのスリップに通しました。サインも画面になぞります。
スマホを使ったカード決済です。従来は銀座社交料飲協会が総まとめとなり手数料を下げたキャット端末を使っていました。しかし、特にJCB系のJCBとアメックスの手数料がスマホにすると1%近く下がったそうです。カード売上の大半をJCB系が占めているので手数料が下がることは嬉しいと話していました。さらには、社交料飲協会もメリットがないと脱会したそうです。
楽天スマートペイのHPを見ると、初期費用・月額利用料は0円で、アダプターも無料。決済手数料はどのカードも一律3.24%。しかも翌日に口座入金してくれます。
同店は利用控えは紙で渡されましたが、店によっては控えはメールで送られてきます。但し、メールアドレスを入力しないとならないので面倒ですが。
POSも既存のiPadやiPhoneを活用してアプリをダウンロードして安価でできるサービスがじわじわ増えています。牛角創業者の西山知義氏が率いるダイニングイノベーションの「やきとり家 すみれ」では25店舗でiPadのPOSを使っています。
いづれも従来のサービスに比べて営業が訪問してくれるわけでもなく、メニューなどの入力も自分で行うなど店側の負担は大きいです。だから安くできる訳です。いづれを選ぶのかは店側の判断です。しかし、選択肢が増えることは嬉しいですよね。
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