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取材・執筆 : 中山秀明 2014年7月4日
近年、銀座に実力派のラーメン店が次々と生まれ、いまやラーメン激戦区といえるまでになっている。そもそも銀座といえば、古くからファッションにグルメと世界中から高級店が集うとともに、日本で最も地価の高いエリア。それを鑑みれば、基本的に客単価が1,000円以下であろうラーメン店がこの地で営業するのは比較的不利といえるし、高田馬場や池袋がラーメン激戦区としてもてはやされていた10年前の銀座は、そこまで人気店が多い街ではなかった。だが現在は、行列をつくる繁盛店がいくつもある。そこで3回にわたってその理由を注目店の紹介とともに考察し、盛り上がる銀座ラーメン事情や、銀座のラーメン店特有の傾向性などをレポートしたい。
銀座がここ数年でラーメン激戦区になったワケ(3-1)
プルーカフェの「山形水ラーメン」と「トマトラーメン」。写真はどちらもハーフサイズで650円。
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