ランダムトーク
6月9日に開催する『R東海』の登壇者「ライジングベンチャー」を探しに2度、名古屋を訪ねました。名古屋から東京行きの最終新幹線は22時10分発なので十分日帰り出来ます。
外食経営者の集まりにはあまり参加しない方々を求めて経営者や店舗を訪ねました。人気スペインバル「DOS」店主の西村英治さんは米国の大学院まで卒業したエリートながらスペイン料理人のです。スペイン好きが高じて、自店だけでなくスペインバルを開業したい方々にノウハウを無償で教えて、スペイン文化を広めようとしています。
日本酒や日本ワインをテーマに店舗展開する山下博正さんは日本料理人です。地元の関谷醸造が経営する日本酒バー「圓谷(まるたに)」の運営受託も担っています。150年続く蔵を改装したモダン和風なバーです。「ひとはし」で食べた養殖の「伊勢まぐろ」は脂が乗って凄く美味しかったです。海外に日本料理チェーンを展開するのが夢です。
油そば「歌志軒(かじけん)」のFC展開を統括する秋田洋徳さんはかなりユニークです。元JTB社員で現在は投資家やコンサルタントとして様々な業種で活躍しています。「歌志軒」がまだ1店舗しかない頃にFC展開しようと押しかけ、創業者からFC本部の権利を取得しました。黒子として若者を経営者に育てることが得意です。ちなみに「歌志軒」オーナーは30代半ばですが、表に出ることを極端に嫌っているそうです。
味噌おでん&ワイン「カモシヤ」を展開する橋本雄生さんはフランス料理人かつソムリエでもあります。未だ1店舗のみですが、「新名古屋メシ創り隊」を結成し名古屋に観光客を呼び込む事を企画しています。「カモシヤ」で提供するハヤシライス「名古屋ハヤシ」は絶品です。正直、名物の味噌おでんより美味しかったです。
他にも、プリンセス通り路地にある立飲みワインバル「やまびこ」ではガレットを500円で提供しています。何度かガレットのプチブームがありましたが、定着しませんでした。500円ピザの次は500円ガレットかも知れません。やや外れの地下にある「SAROS」。コンクリート打ちっぱなしの倉庫のような薄暗い内装にソファー席が並びます。かつてのバブル時代にカッコいいと思った懐かしいデザインです。そこが20代の男女で賑わっています。30年近く経って時代は繰り返します。
結局、6月9日に登壇してもらうのは、秋田洋徳さんと橋本雄生さんの2名に決まりました。外食経営者との付き合いを避けている方が多かったです。しかし、彼らは個性的な店舗を運営しています。群れると似通ったものになってしまうかも知れません。でも、外食業界で知られることは、成長のための良い情報が集まってくると思うのですが。私から声を掛けさせていただいた際には、前向きに検討して下さいね。お願いします。
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