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取材・執筆 : 安田正明 2014年2月2日執筆
「野郎ラーメン」の林正勝社長にインタビューしました。都内主要駅の駅前立地への出店攻勢で認知が急激に高まってきました。さらに、テレビ番組での露出も増え、相乗効果で客数が急激に上昇しています。フードリンクニュースでも同店関連の記事はプレミアム記事、無料記事ともにランキング1位です。
メガ盛り系ラーメンという分野を確立した「二郎」。そこからインスパイアされたラーメン店は多いです。「野郎ラーメン」はマニア向けで敷居が高い「二郎」を誰でも入りやすくしたものです。また、可愛い女性スタッフから「豚野郎ですね」と注文を繰り返される自虐性が男性客にウケています。
フードリンクニュースの「ぶっちゃけどうよ?」記事では「牛角」創業者、西山知義さんのグループが手掛けると紹介しましたが、正確には林さんが創業した「野郎ラーメン」に西山さんらが惚れ込み投資して日本一のラーメンチェーンを目指して一気に多店舗展開を図ることになったという訳です。西山さんが創った「すみれ」や「キンタン」とは異なります。
林さんは「大ふく家」などを創った後に、2010年3月に「野郎ラーメン」神田本店をオープンさせました。年に1店舗程度のスロースペースで出店していましたが、西山さんと出会い、チェーン化についての勉強会を重ねた後に日本一を目指す決意を固めたそうです。2012年に西山さんと出会う前の林さんを取材した記事がありましたが、ファーストサーバーが引き起こしたデータ消失事件で消えてしまい、残念です。
チェーンは飽きられ陳腐化する恐れもあります。一時は150店舗まであった「むつみ屋」が昨年11月に倒産しました。特にラーメンチェーンはメニューが限られていることもあり、新しい話題を絶えず提案し続けることが難しい業態です。壁を乗り越えて欲しいです。取材記事をご期待下さい。
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