ランダムトーク
年始訪問の途中、ランチを食べた鮮魚居酒屋でジャズが流れていました。ようやく車を停めるスペースを見つけて、せわしなく店に入ったのですが、ほっと一息し落ち着いた気持ちになりました。
2000年頃、和風居酒屋でジャズを流すことがブームだったのを思い出しました。当時一世風靡していた蕎麦居酒屋チェーン「高田屋」でジャズが流れていました。〆の蕎麦を食べながらのジャズです。ジャズはよくわからない私でしたが、何だか和食とのミスマッチがカッコいいと思ったのを覚えています。
当時のフードリンクニュースでは下記のようにレポートされています。
「BGMのジャズの音量は大きめにし、照明はソフトでやや暗め。居心地のよい空間で、客が遠慮なく会話を楽しめるように、BGMの音量や照明の明るさには常に気を配っている。癒しの効果をもつ木の香りとモダンな内装、アメリカンなジャズと和食のメニューという、一見相反するように思える二つの要素が、しっくりと調和してリラクゼーションの効果を生んでいる」(2000年6月30日)
今、和風居酒屋はワインバルにお客様を奪われているように思います。長く続いた焼酎ブームの反動で、お客様がワインに流れたのも一因です。また、地産地消を誇張するため民謡を流す居酒屋がありますが、聞き慣れない民謡に違和感を感じるお客様も多いのではないでしょうか。
小さなテーブルや、立ち飲みでがやがや感のあるワインバル。和風居酒屋はリラクゼーションで対抗してはどうでしょう。その為の一つのツールがジャズではありませんか。音量はやや大きめがキーですよ。
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