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ランダムトーク

フードリンクレポート

2013年1月28日(月)01:36 ランダムトーク

セントラルキッチンからメーカーに転身はいかが?

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取材・執筆 : 安田正明 2013年1月28日執筆

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 R東海の第4回目が22日に終了しました。講演者のスタッフの参加分を除いた実質的参加者数で過去最高になりました。会を重ねる毎に増えていて、成長している感じがあります。

 「マジカルチョコリング」でブームを作ったクラブアンティークの田島社長。20歳で独立し、わずか30歳でベイカリーカフェなど31店舗を全国展開しています。カリスマ・スイーツ職人です。人前で話すタイプではないのですが、今回は敢えて話してくれました。

 田島氏は新事業としてスイーツの企画会社を新たに設立し、他社のOEMとしてスイーツを供給します。外食アワードを受賞した「ヴォーノ・イタリア」で近々に田島氏考案の商品が登場します。ナビゲーターのジェイプロジェクト新田社長も「うちのもやってよ」と言ってました。

 名古屋にあるクラブアンティークのセントラルキッチンの有効活用が期待されています。セントラルキッチンは固定費になってしまうので、一度作って店舗の業績が悪くなると維持が大変。自店舗以外の外販まで考えて作らないと採算が合わないと言われています。

 海外の一風堂では、セントラルキッチンをその国で作ってから店舗展開を行っていますが、他社のスープの製造受託も受けているようです。日本の大手外食企業のセントラルキッチンも競合他社の商品を製造受託しているようです。公表できない情報ですが。

 自店だけのことを考えると、セントラルキッチンを作ることはリスクを抱えることになりますが、それをドライブと考えて外販事業を立ち上げてメーカーとしての機能も持つ。いわば、「大阪王将」のイートアンドさんの手法です。スーパーマーケットでは同店ブランドの冷凍餃子が普通に並んでいます。

 外食の枠を超えて、事業を広げるというやり方も考えるべきです。イートアンドの時価総額は50億円近く。生産を持ち、小売りにも手を出しそうなAPカンパニーの時価総額は100億円前後をキープ。外食から始まり、食のプロとして関連事業にも進出する。そんなやり方もあります。

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