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ランダムトーク

フードリンクレポート

2013年1月13日(日)17:44 ランダムトーク

60秒のマック vs 10分の大戸屋。

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取材・執筆 : 安田正明 2013年1月13日執筆

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 マクドナルドと大戸屋が12月の既存店売上高を発表しました。マクドナルドは既存店で12月の客単価を7.9%も落としました。昨年に比べディスカウントプロモーションを抑えたにもかかわらず、客単価は大幅ダウンです。客数は0.8%減の微減。売上高は8.6%減。固定的なマックファンはいますが、行きたいんだけど安くならないとあまりお金は使えないということでは。

 今年1月には「エンジョイ!60秒サービス」を展開しています。お会計終了後から商品提供までで60秒を超えるとバーガー類の無料券をプレゼントするもの。同社はこれをサービス向上キャンペーンだと言っています。ファーストフードというジャンルなので、それを突き詰めたと言えます。

 先末、豊洲のマクドナルドに行きましたが、レジでの手元のメニューもなく、スタッフは無言で、早く注文しろとプレッシャーをかけられているように感じました。いわば、店舗は巨大な自動販売機です。こんな状況で60秒サービスを行う訳ですから、お客様と店側の間でギスギスした緊張感が生まれてしまうのではないでしょうか。何でこのようなプロモーションを始めたのか私には疑問です。

 方や、大戸屋は既存店で客数4.8%増、客単価2.2%増で売上高7.0%増。4~12月の9ヶ月でも売上高7.2%増。この違いは何でしょうか。大戸屋はファミレスでマクドナルドのファーストフード。異なるので、同じ土壌で比べるのはおかしいかも知れません。しかし、お客様から見れば、ファーストフードに近いジャンルではないでしょうか。

 年明けに汐留の大戸屋に行きました。13時でも少し待ち。根菜や焼き魚など健康に気を遣うメニューが並びます。ご飯も白米だけではなく、五穀米やひじき飯も選べます。客単価は800円程度。年上の女性会社員の一人客が目立ちました。2店舗で止まったままのタニタ食堂に近い。プライドの高そうなタニタ食堂より、大戸屋で十分ではと思ってしまいました。

 マクドナルドの60秒に比べて、大戸屋の提供時間は店内調理なので約10分。IRを読むと短縮するためオペレーションの効率化を図ろうとしているようです。

 いくらデフレでも、日本の消費者はその価格に見合う美味しい価値を求めていることの証です。その価値を深堀してブラッシュアップしていくことが成功の鍵です。新しいハンバーガーを次々に提案していた2010年、11年のマクドナルドは業績が良かったですよね。

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