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2012年10月18日(木)10:08
スペインバル「BAR EL BARCO」でカリモーチョが人気。本場の味には本場のカクテルを。
赤ワインとコカ・コーラで不思議なくらい美味しいカリモーチョが六本木で人気。
記事への評価
取材・執筆 : 高橋苑子 2012年10月18日執筆
キーワード : BAR EL BARCO カリモーチョ スペインバル 六本木 生ハム
コカ・コーラと赤ワインのカクテル「カリモーチョ」はご存知だろうか。赤ワインの酸味とコカ・コーラの清涼感のある甘みが程よくミックスさせた、新しいスタイルのカクテルが話題を呼んでいる。今回は、「東京カレンダー11月号」にも掲載された、カリモーチョ特集から、六本木で話題を呼んでいる店舗を特集していく。
![_DSC5577.JPG](http://www.foodrink.co.jp/foodrinkreport/assets_c/2012/10/_DSC5577-thumb-320x483-5127.jpg)
![_DSC5577.JPG](http://www.foodrink.co.jp/foodrinkreport/assets_c/2012/10/_DSC5577-thumb-320x483-5127.jpg)
「BAR EL BARCO(バル エルバルコ)」でカリモーチョが人気。
六本木通り沿いの地下1階。まるで隠れ家のようなスペインバル「BAR EL BARCO」がカリモーチョの提供を開始したのは、今年の夏前から。それまで、自家製の「サングリア」を中心にスパニッシュカクテルを販売していたが、最近のワインをベースにしたカクテルの流行りや、カクテルの種類を増やしたいというお店の意向から提供が始まった。
外観。
日本においてのスペイン料理の定番ともいえる「バレンシア風パエリヤ」(2600円)を始め、「スペイン産生ハム」(800円)や高級なイメージを持つ「イベリコ豚の生ハム」(2300円)などが人気を集めている。オーダーが入ってから削る「生ハム」は自慢の逸品だ。
オープンして今年11月で3年目を迎える同店。ランチ営業も行っており、30代前後のOLやサラリーマンで連日賑わいを見せるほどに六本木に定着している様子。また、店内奥にはソファ席があり、六本木という喧噪の中、ゆっくりと寛ぎながら食事を楽しむことができるのが人気の理由だ。
ソファ席。
店内はアンティーク調の雰囲気で、インテリアに凝っている。
スペイン発祥のカクテルであるカリモーチョ。意外なことに、同店を訪れる方でもカリモーチョを知らないお客様は多いという。
店内に掲げられたボードには、カクテルの名前がずらりと並ぶ。カリモーチョの部分には"コーラ+ワイン"と明記されており、お客様を意識したメニュー表記になっている。
店内のボード。
カリモーチョは、初めて注文されたお客様にも飲みやすく、何杯でも飲めるとして人気に火がつき始めた。さらに、同店の提供する料理にぴったりの相性ということも大きい。お店の方にお話を伺うと、特にお薦めなのは「ムール貝のピリ辛白ワイン蒸し」(700円)で、にんにくと唐辛子の香りが食欲をそそる一品。カリモーチョとの相性は抜群である。
同店で味わうことができる本格スペイン料理の横に、カリモーチョというスタイルが定番化していく予感がした。
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