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取材・執筆 : 安田正明 2012年7月22日執筆
7月3日、銀座1丁目に魚金がイタリアンバル「ピッコロ」をオープンさせました。魚金は新橋、五反田を中心に、驚くほどのボリュームの刺身を驚くほどの安さで提供することで人気。居酒屋だけでなく、ビストロやバルも展開し、銀座の「ピッコロ」で22店目。同社は2009年頃から話題となり、全国から視察に訪れた外食関係者が多数いました。
「俺のフレンチ」と言えば、「俺のイタリアン」も展開する今年最大の話題企業、バリュークリエイト。古本販売の「ブックオフ」創業者が始めた新事業。高級レストランを大衆化しようという試み。「俺のフレンチ」は5月25日に銀座8丁目に2号店を開店させ、7月17日に3号店を恵比寿にオープンさせました。
1丁目と8丁目の銀座の両極で両者はにらみ合っている感じです。客層は、間違いなく被ります。
牛フィレとフォアグラのソテー「ロッシーニ」という高級フレンチ料理を1280円で提供し、「ロッシーニ」という料理名を一挙に有名にして大衆化したが「俺のフレンチ」。面白いのが、イタリアンなのに銀座の「ピッコロ」がロッシーニ風として1480円で提供していること。同じ料理が200円差で張り合っています。
「俺のフレンチ」の店長に聞くと、「ピッコロ」銀座店の開店前に魚金の金原社長と料理長が食べに来たといいます。真似されることを覚悟したそうです。その通りに、外食の仁義なき戦いが始まっています。
飛ぶ鳥を落とす勢いのバリュークリエイトに挑む者が現れました。それは、魚金です。
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