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取材・執筆 : 安田正明 2012年7月8日執筆
先週、祇園祭の山場、山鉾巡行を7月17日に控えた京都に出張しました。日本人、外国人の観光客で大賑わいです。鴨川には床も出来、涼しげに食事をしている風景が何とも京都らしくて羨ましいです。
祇園に向かいました。四条河原町から祇園まで、キャバクラの呼び込みの凄い事。女性が2人組であちこちに立ち通行人に声を掛けています。祇園にはキャバクラだらけのビルがきらびやかに輝いており、京都の風情である町家が次々と、外装はそのままで高級キャバクラに改装されていました。
2011年の外食市場は23兆475億円、前年比1.7%マイナス。ところが、「バー・キャバレー・ナイトクラブ」の市場は2兆3731億円。0.6%のマイナスに止まっています。「居酒屋・ビアホール等」の市場は9936億円、0.9%マイナス。いわゆるナイト市場は居酒屋の2.4倍もあります。京都の飲食街が次々とキャバクラに変わっていく訳です。
京都は地場企業は厳しいように聞いていましたが、海外からの観光客が舞い戻って助けられています。今年の祇園祭は凄そうです。彼らを狙ってキャバクラが攻勢に出ています。
皆さんの中でもよくお世話になっている方も多いのでは(笑)。先日も外食経営者との飲み会で、1軒で7人で140万円も使ったという話も聞きました。1人20万円ずつ割ったと。失敗談のように話していましたが、やや自慢げなニュアンスも。外食でも大金を使うことが自慢になるような時代になるといいですね。
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