株式会社力の源ホールディングスは、代表取締役会長河原成美を CEO（最高経営責任者）、代表取締役社長清宮俊之を COO（最高業務執行責任者）として経営責任の明確化を図ってきたが、国内店舗運営事業において主力ブランドである「一風堂」ブランドの強化及び再構築が急務となっていることから、清宮俊之が子会社である株式会社力の源カンパニーの代表取締役社長として、その経営に専念し陣頭指揮を執りやすい体制構築を目的に異動すると発表した。

　清宮氏は、以前より力の源カンパニーの代表取締役社長であったが、海外事業を掌るCHIKARANOMOTO GLOBAL HOLDINGS PTE. LTD.のディレクターとして残るが、マネージング・ダイレクター職は河原氏に譲り、国内「一風堂」の建て直しに専念する。国内既存店では2017年5月以降、客数の前年割れが続き、売上高も前年割れが続いている。対して、海外直営店舗は、2018年1～5月で全店売上高43.5％増と好調。