1月の街角景気、飲食関連で大きく後退。今後の賃上げへの期待は大。

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2015年2月11日（水）21:42 やじうま速報

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1月の街角景気、飲食関連で大きく後退。今後の賃上げへの期待は大。

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取材・執筆：安田正明 2015年2月11日執筆

キーワード：景気ウォッチャー　街角景気

内閣府が2015年1月の景気ウォッチャー調査結果を発表した。飲食関連の3ヶ月前と比較しての景気の現状判断は12月より5.4ポイントも低下し、39.7ポイントに。横ばいを示す50ポイントを大きく下回っている。しかし、2～3ヶ月先の景気の先行き判断は12月より1.1ポイント上昇し、46.9ポイント。横ばいを示す50ポイントに近づいている。物価上昇への懸念等がみられるものの、燃料価格低下への期待や賃上げへの期待等がみられる。

■街の声

「当地でも景気が良くなっていることを耳にする業種が増えている。ダメな企業は全然ダメだが、全体的に底上げされて、景気が良くなっている。」（北海道・スナック）。

・「年末年始の後であり、客の財布のひもが非常に固い。また、レストランで食事をする客は年々減少傾向にあり、今年も予想通りではあるが芳しくない状況が続いている。」（東北・一般レストラン）

・「歓送迎会や入学などのシーズンを控えている。しかし、最近では他のぜいたくを節約してこれらに臨む傾向があり、景気が回復するような数字は期待できない。」（東北・一般レストラン）

・「外国の観光客が、今まであまり見かけなかった路地裏の店まで来店する光景が増えている。」（南関東・一般レストラン）

・「北陸新幹線開業に向けた準備で、モノの動きが盛んになってきた。一例として、ホテル飲食部門の宴会に不足する食器類補充が、年明けよりあちらこちらで盛んになっている。大きな催しが例年になく多く組まれ、消耗品関係業者はその準備に慌ただしい。」（北陸・一般レストラン）

http://www5.cao.go.jp/keizai3/2015/0209watcher/watcher1.pdf