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フードリンクレポート

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2018年6月08日(金)17:41

三次喫煙って!?居酒屋チェーンで初めて禁煙化「串カツ田中」を悩ます問題。

2020年東京五輪に向け受動喫煙防止対策の進展

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取材・執筆 : 長浜淳之介 2018年6月7日執筆

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 2020年の東京五輪開催に向けて、今国会で受動喫煙防止法案、今東京都議会で受動喫煙防止条例がそれぞれ審議される予定となっている。特に、東京都の条例は、従業員を雇用している飲食店は全て禁煙とする、国の法案、今までの神奈川県、兵庫県などで実施されている条例よりも厳格で、大半の飲食店が影響を受ける非常に厳しい内容だ。国や都の対策に先駆けて、ココスジャパン、串カツ田中のように全面禁煙に踏み切るチェーンも増えている。国や自治体の受動喫煙防止対策の現状と、飲食店への影響、飲食店の取り組みをまとめてみた。(5回シリーズ)

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串カツ田中は6月1日より、居酒屋チェーン初の禁煙化に踏み切った。

 お酒を飲ませるディナーをメインとする業態では、串カツ田中が6月1日より、居酒屋チェーン初の禁煙化に踏み切り注目を集めている。

 ところが、この串カツ田中の試みは、健康を気にする人たちのみならず、当然のことながらたばこ嫌いな人たちからも称賛されると思いきや、何も対策を打っていない店よりもネットニュースでバッシングを受ける、理解しがたい事態を招いた。「ほぼ全面禁煙」ということで、分煙を一部の店で打ち出したことに批判が集り、SNSでプチ炎上が起こった。

 串カツ田中の禁煙化をめぐって焙りだされてきたのは、受動喫煙防止運動はある程度ゴールが見えてきて、次なる禁煙原理主義者の目標がたばこの煙が消えた後の残留物質による「三次喫煙」の被害防止に向かっていることだ。串カツ田中と三次喫煙問題について、バッシングの理由を解明していきたい。

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