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取材・執筆 : 安田正明 2019年2月8日執筆
株式会社力の源ホールディングス(本社:福岡市中央区、代表取締役会長兼社長:河原 成美)が2019年3月期第3Q(2018年4~12月)業績を発表した。売上高202億26百万円、11.5%増。営業利益7億3百万円、5.3%。増収増益となった。

2025年までに国内店舗数300店舗、海外店舗数300店舗が目標であり、当第3四半期連結会計期間末の店舗数はライセンス形態での展開を含み、国内153店舗(16店舗増加)、海外105店舗(23店舗増加)となっている。
国内事業では売上高117億82百万円、4.0%増。既存店売上高は客数減により、4.1%減となったが、12月単月ではあるが改装の効果などで、0.3%増に回復した。セグメント利益は、生産・製造工程の見直しなど生産性の向上とコスト削減に注力したものの、人件費及び原材料費の上昇に加え、食材を店舗に配送する際の物流費の上昇が影響し、7億4百万円、8.0%減となった。
海外事業では売上高60億52百万円、38.3%増。既存店売上高は0.5%増と堅調。セグメント利益は、アメリカ西海岸における事業立ち上げコストの影響があったものの、既存店の増収に加え、ライセンス先からのロイヤリティ収入が増加したこと等により、4億5百万円、31.7%増と増益。
本年1月1日付けで代表が清宮 俊之氏から創業者の河原 成美氏に代わり、清宮氏は3月31日付けで取締役も辞任する。河原氏が国内事業の建て直しに自信を持ち、返り咲いたのか。カリスマ経営者の下での事業承継は難しい。

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