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お店を知る

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2015年6月11日(木)16:27

モーニングからディナーまで、いつ誰が訪れても"やさしいカフェ"「muromachi café 3+5」(東京・新日本橋/カフェ)

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取材・執筆 : 桐田政隆 2015年6月11日

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 東京・立川市を中心に飲食店を展開する株式会社エンジョイライフ(代表取締役 秋吉一平氏)が、6月1日、新日本橋駅に新店の「muromachi café 3+5」をオープン。朝7時から夜11時まで、モーニングからディナーまでを楽しめるカフェ業態で、早速近隣のビジネスマンを中心に客足が伸びているようだ。

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新日本橋の優しいカフェ「muromachi café 3+5」

 代表の秋吉氏は八王子の飲食店で経験を積んだのちに独立。立川に「pizza baru&cafeLoji」、「古民家キッチン JLIO」を展開し、イタリアンの人気店として知られている。ちなみに会社設立時には秋吉氏と同年齢のメンバーが2人おり、共に今年で35歳を迎えた。そして「muromachi café 3+5」(ムロマチカフェハチと読む)の店名の「3+5」は、この35歳にちなんでいるそうだ。秋吉氏によると、「都心に初めての出店で僕たちにとっても思いの深い出店になる、その節目になる"今"を店名に入れて初心を忘れないようにしたかった。そこで3人の35歳にちなんだ。しかも3+5だと=8になる。縁起の良い数字『八』は末広がりや光が差すなど開発が進むこれからの日本橋と共に発展・成長していきたいお店の気持ちを込めるにはうってつけの名前でした。お店に来てくれたお客様との会話のきっかけにもなるし良いねと話していたのですが、予想以上にお客様に聞かれる事が多くうれしい悲鳴です(苦笑)」。

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ゆったりと開放的な全80席の空間。

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入口の開放的なテラス席。

 同店は新日本橋駅4番出口からすぐ、駅構内からも直接アクセスできる店舗となっており、ビジネスマンのモーニングの利用などにも絶好の立地だ。出店の経緯を伺うと、「まずはカフェ業態をやりたかったというのがあります。またこの場所を紹介していただいた頃は、すぐ近くに『カフェ・ベローチェ』があって、ビジネスマンの利用率も非常に高いように見られました。試しにお店で『朝から12時まで何人くらいのお客様が入るの?』と聞いてみると約500人という答えを聞いて、これはすごいと。そこでモーニングからディナーまでを楽しめるカフェにしようと考えました」。

 お店のコンセプトは「やさしいを食べるカフェ」。この意図を聞くと、「やさしいサービスを根底に、お店全体の雰囲気や味付けなど、全体的にやさしさが感じられるようなお店作りを目指しています。例えば塩分過多の現代人にやさしく、かつ薄すぎない味付けだったり、野菜、卵、お肉といった食材も直接生産者の方と会って、自分達で自信を持って提供できるものを使っています。ただ自然と多くはなりますが、全てオーガニックにこだわっているわけではありません。押しつけがましいのは、逆にやさしさじゃないとも思うので」。

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お客様本意、それこそが"やさしさ"の本質。

 また広々とした80席の店内にはテラス席からバーカウンター、個室も用意。モーニングから夜のお酒も楽しみやすく、様々な用途に対応する。またテーブル席もナチュラルなウッドチェアの席と、アンティーク調の什器を使ったソファ席の2種を用意。これにはシチュエーションに応じた使い分けができるような考慮があるという。「ビジネスマンの方は、時間のないランチタイムなどではソファ席に座りたがらない。ただ日中の商談だったり、落ち着きたいディナータイムには重宝されます。逆にゆっくりランチを楽しみたい方もいらっしゃいますし、様々な客層の方が、一日中楽しめる店内になっていると思います。こうした使い勝手の良さもお店の優しさの一つとして考えました」。

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「宮崎牛ランプ肉のタリアータ」税抜1480円

 メニューはモーニング、ランチ、ディナーと用意されている。モーニングはオーガニックコーヒーがイートインで200円、トーストセットが税抜352円。ランチはパスタ、お肉、旬野菜サラダプレート、スープランチの4種類。ディナーは立川の2店舗でも人気の自家製ミートパイや鮮魚のカルパッチョ、直接足を運んで取引を決めた宮崎牛料理に、アルコールも豊富なクラフトビールやワイン、オーガニックカクテルも揃う。もちろんカフェだけに、デザートも充実している。またいずれの時間でも提供しているパンは、最近浅草でオープンして以来、大人気のお店のパンを毎朝仕入れている。

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モーニング、ランチ、ディナーと日本橋の優しいカフェであり続ける。

 オープン間もないが、OLはもちろん、予想よりも男性のお客様も多く、地元の子供連れのお客様も多いそう。「日本橋は今、再開発が進んでいて、今後は人の流れも現在とは違ってくるかもしれません。そんな中でもうちは、街にゆっくりと愛されていきたいと思っています。気付いたら長いよね、と言われるようなお店になったらいいなと思いますね」。

■muromachi cafe 3+5 
東京都中央区日本橋室町4-4-10 B1
03-3527-9108

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