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お店を知る

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2012年6月28日(木)09:29

"驚く程ウマい"牛串と立ち飲みワイン「Gyukushi & Wine Bar Borracho(ボラチョ)」(東京・新橋/ワインバル)

次はや〜次に流行るお店〜

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取材・執筆 : 村田麻未 2012年6月20日取材

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自慢の牛串の他、ワインに合うつまみが充実。立ち飲みで気軽に楽しめる。

 新橋烏森口からすぐの新橋3丁目にオープンした「Gyukushi & Wine Bar Borracho(ボラチョ)」。店名の「ボラチョ」とは、スペイン語で「酔っぱらい」の意味。牛串をつまみながら、立ち飲みワインで気軽に楽しく酔っ払える店だ。ここ数年でワイン業態が急増したエリアに、また一つ注目の店が登場した。

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外観。

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エントランス前のサイン。

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店内。

 コンセプトは、"驚く程ウマい"。一番の売りである牛串の肉は、様々試食して厳選したという1kg1万円以上する神戸三田牛を使用している。

 「焼肉店でもそれなりの値がする上等な肉を使って、これ目当てに食べに来て欲しいという自慢の素材です。」と語るのは、店長の下田曜一氏。

 串焼きは3種で、数量限定の「和牛串」(630円/1本)、「ハラミ串」(580円/2本)、「ロース串」(580円/2本)。タレがのりやすい「ハラミ串」が一番人気。とんかつ屋にいたこともあるというシェフが、オーダーが入ってから衣を付けて揚げるという「牛串カツ」(600円/2本)もオススメ。串の他には、つまみメニューが約20種類。手作りハムやレバーペースト、アヒージョなど、ワインに合う本格的なつまみが充実しているのが嬉しい。

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牛串で一番人気の「ハラミ串」(580円/2本)。

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テリーヌも本格派。

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「蒸し鶏のカレーマヨネーズあえ」(450円)。

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たっぷりと注がれるグラスワイン。

 立ち飲みということで、ターゲットは0.5次会や1.5次会使い。食事の後に立ち寄る1.5次会使いの方が多いが、徐々に、飲みに行く前に軽く一杯という0.5次会使いも増えてきたという。また、新橋エリアの立ち飲み店をはしごしている人の来店もあるとか。30〜50代の男性サラリーマンを中心に、若い女性客も少なくない。

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食事の前に軽くスパークリングを一杯、という使い方もいい。

 ワインは、「値段を気にしないで飲んで欲しい」と、グラスワインが530円、ボトルは2630円で白4種、赤8種類、スパークリング4種類を揃え、月1回ラインナップが変わる。今一番力を入れているというスパークリングは、月替わりのメニューの他に約10種類。人気が高まるイタリアの微発砲赤ワイン、ランブルスコも2種類用意している。

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グラス500円、ボトル2630円のワインリスト。

 「"とりあえず、スパークリング"とオーダーして頂きたいですね。他にも、酒屋さんとの企画でいろいろ計画しています。先日はランブルスコ祭をやり、好評でした。」と下田氏。
 
 もとは、バーだったというこの物件を居抜きで引き継ぎ、ほぼスケルトン状態にしてから作ったという店内は、赤を基調に鏡がうまく使われていて、スペースの割に広く感じられる。店内を斜めに横切る長いカウンターが特長的だ。カウンター奥には、TVスクリーンを設置。サッカーなど、大きなスポーツイベントがある際には、放映し盛り上がる。店の前にもテーブルを出し、これからの季節はここでスパークリングを飲むのが気持ち良さそうだ。

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店内の中央を横切るカウンター。

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手書きの黒板メニューとワインボトルが並べられている棚。

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店内の鏡には可愛らしいイラストが描かれている。

 内装には統一感があり、バルのイメージにぴったり。実は、デザインや制作物は内製している。経営母体は、広告代理店業等を営む株式会社YAMAKO。エンドユーザーと直接関わりたいとの思いで、飲食店を持つことになり、この店が第1号店となる。自社でデザインができるので小回りが利くのである。

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エントランスのウインドウとメニュー。

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これからの季節は夜風を感じられる外のテーブルが特等席になりそうだ。

 来月には、早くもすぐ近くに2号店がオープン予定。今度は、着席スタイルのビストロ。新橋3丁目の居酒屋乱立は落ち着いたようだが、このエリアでの同社の今後の展開に注目したい。

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店長の下田氏(左)とシェフの池谷氏(右)。

【Gyukushi & Wine Bar Borracho(ボラチョ)】
東京都港区新橋3-22-2 東ビル1F
電話:03-6721-5330
営業時間:月〜水・土17:30~0:30、木・金17:30~4:00
定休日:日曜、祝日
席数:20席(店内のスタンディング)
単価:2000円
経営母体:株式会社YAMAKO


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