ヘルシーな自然薯（じねんじょう）山芋の創作料理店として人気の「裏恵比寿 自然生村」「裏神田 自然生村」の姉妹店として、「麦とろ自然生物語」が、9月16日に関西初出店を果たした。同店を運営するのは、株式会社スピリッツ（広島県広島市　代表取締役：松本浩二氏）。レストランや居酒屋・ライブハウスなど17店舗を、 東京、広島、福岡、沖縄で展開する。

豪快にとろろを投入する、名物の「すりおろし自然生とろろ鍋」（1650円）。メインの具材は和牛ホルモン、マグロ入り自家製つくね、トロ豚、広島県倉橋産カキ（季節限定）から選ぶことができる。

　自然薯は普通の山芋と比べて、ビタミンEなど栄養素が多いのが特徴。とろろにするとダシとも良く合い、料理の主役にも脇役にもなれる万能な食材でもある。

芋掘り農家から直送される自然生。豊富な栄養をより吸収しやすいように、皮ごとすりおろしている。

　裏恵比寿、裏神田が、それぞれ隠れ家的な立地、20席台の小バコなのに対し、「麦とろ自然生物語」は、JR大阪駅直結のサウスゲートビルディング16階のレストランゾーン、うまいものプラザ内。

店内は、テーブル席と間仕切りで仕切られるお座敷席。席数は50席。

生ビールは「キリン一番搾り樽詰生ビール」。瓶ビールは「ヱビスビール」と「スーパードライ」が並ぶ。

「自然生のお刺身が入った彩りサラダ」

「本日のまぐろのお刺身 自然生とろろと共に」。一口目はわさび醤油で。次は、だし入りとろろをかけて。わさびは信州安曇野産の本わさび。

芋の実の上品な甘味が感じられる「芋の実むかご塩ゆで」（450円）。酒肴にも良し。

「山のうなぎ」といわれるくらい栄養価のある自然薯が、主役級のかば焼き風に。「自然生のかば焼き風」（850円）。

「すりおろし自然生とろろ鍋」（1650円）。たっぷりの野菜に、とろろのあっさりしたコクと、ダシが効いたまろやかな味わい。まさにスタミナ食。

鍋のシメには、更にとろろを追加した「とろろ雑炊」か「穀細うどん」（各1人前・490円）を。とろろのヘルシー感もあり、サラサラッと食べられる。

日本酒は「誠鏡」「千福」「桜弥山」など、レア物も含めて広島の地酒が中心。

「鳥取産オーガニック生姜のはちみつ梅酒」（ロック・650円）。女性に人気が出そうな、健康酒や梅酒も豊富に揃う。

パリパリの自然生チップスがアクセントの「本日のデザートアイス」。

JR大阪駅直結、大丸梅田店の上階に位置する。ランチタイムは880円から。

　自然薯山芋料理は、ヘルシーでバリエーションも多く、肉料理とも相性抜群なため、女性ウケ間違いなし。大ヒットした東京に続いて、関西で人気が出るのも時間の問題だ。

■麦とろ自然生物語

住所：大阪府大阪市北区梅田3-1-1　サウスゲートビルディング16F　うまいものプラザ

TEL.06-6147-6608