銀座の「ブルガリ　イルリストランテ」のランチに感動しました。このクラスになると料理は想像を超えたもの。イタリアンで懐石風に少しづつクリエイティブな料理が出てきます。料金は高いですが、満足度も非常に高い。たまにはこんな経験をして料理の魅力を再認識したいです。ランダムトークです。

　本八幡の勝ち組、郊外の接客は「コージー」で。

　本八幡に行きました。東京都と接する千葉県市川市にあります。JR、都営地下鉄、京成電鉄の3線が通る便利さ。都内から1時間圏内のベッドタウン。駅前が「ターミナルシティ本八幡」として大規模な再開発が進んでいます。住宅、企業、商業の複合開発です。2013年には40階の高層マンションが完成し、京成電鉄の本社もやってきました。今年5月、商業施設が竣工し開発が完了します。

　平日夜は北口駅前の店舗はガラガラ。特に、地元らしい居酒屋や流行を取り入れただけのようなワインバルは悲惨でした。「磯丸水産」もありますが入りはイマひとつ。中で、入りが良かったのは、焼鳥の「くふ楽」、創作料理の「えんまる」、食材を見せる「こだわりもん一家」。南口の路地裏に昨年11月にオープンした「串カツ田中」も入っていました。

　再開発で駅周辺の人口が2万人増えたと聞きました。特に子供が小さなファミリーが増えたようです。週末に家族連れを集客できる店舗は繁盛しているようです。これに対応して、「こだわりもん一家」は改装して個室を作りました。

　本八幡の繁盛店は接客に力を入れています。住民相手のリピーター・ビジネスとなり、都心部より接客の重要性が格段と高まります。極論すれば何人のお客様の名前を言えるか。「えんまる」では1人客が2組。アルバイトの女性サーバーが来店と同時に名前で呼んでいました。

　私の住む豊洲再も開発エリア。特に週末は数多くの高層マンションに住む住民で溢れています。私が月に2度は通う店舗は私の名前を憶えてくれていてくれて、もう一つの家に帰ったかのような感覚にしてくれます。欧米人が言う所の「コージー　Cozy」な空間です。居心地のよい;、くつろいだ、打ち解けた，親しみやすい空間です。つい足が向いてしまいます。郊外は料理よりも接客。「コージー」な空間を作れた店雄が勝ちです。