ランダムトーク
記事への評価
取材・執筆 : 安田正明 2014年12月21日執筆
19日金曜の人出は凄かったですね。今年一番だったのではないでしょうか。今週末のクリスマス後は売上は期待できないかも知れません。皆さんはどんな忘年会景気だったでしょうか。ランダムトークです。
お客様がスタッフ。人手不足の解決法。
東京・高田馬場駅から徒歩10分近くに「パクチーバル8889」があります。火が付きつつある旬のパクチー料理の専門店。10席ほどの小さな店舗です。もう一つのウリは、本物のフクロウです。。歩道に面した大きなケージにフクロウが5羽いて、その可愛さで通行人の目を惹きつけています。ただ、店前の道はあまり人は歩いていませんが。
実は同店には2度行きました。1度目は満席で入れませんでした。2度目にようやく入れました。カウンターは常連で占領されています。窓際の小さなテーブルに案内されました。カウンター内では小さな若い女性一人。いわゆるワンオペ。カウンターに座っているのは彼女のファンと思しき中年男性達です。しかし、ガールズバーとは異なり、女性客もいます。
ケージに入ったフクロウは大人気。お客様はふくろうの可愛さが気になり、飲みながらちらちらケージを見ています。直に触っても良いと言われると、ケージを開けてフクロウと一緒に写真を撮り始めました。
同店のユニークさはフクロウだけではなく、お客様です。スタッフは1名なので当然回りません。しかし、カウンターに座るお客様が次々に新しい来店客にサービスしています。私が入った時にテーブルを拭いてくれたのは女性客でした、ファーストオーダーのドリンクを持ってきてくれたのは男性客でした。
かつて、このように常連客がスタッフのように働いてくれる居酒屋やスナックがありました。常連客は、懸命に働くスタッフが気になり助けてあげたいという心理が働くようです。外食は今、人手不足。発想を180度転換して、お客様に助けてもらうというやり方もありですね。
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