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取材・執筆 : 関 光明 2014年2月28日
「屋台風居酒屋」「半屋台」「ビニシー」など、様々な呼び方をされてきた、これら簡易な内外装の飲食店が、なぜ大阪でブレイクしたのか。関西以外では、"汚い" 店と誤解されることもあるが、"ボロい" 店であることはあっても、不衛生な訳ではない。店舗にお金をかける代わりに食材に回しているのか、ケチな大阪人精神の表れか。また、東京の繁盛店が関西進出で苦戦するのはなぜか。全4回の特集で考察する。今回はその第1回。
汚いけれど美味い店として、人気番組にとり上げられたアメリカ村のはずれにある「ニューライト」。店内の清潔感も外観からの想像どおり。ダシで割ったドライカレーのような「セイロンライス」(450円)が名物、創業50年を超える人気店。大阪で汚い店というと、この程度以上を指す。
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